くら寿司の「牛丼」370円食べてきた、タレの量や味は本当に牛丼を超えたか!

dsc_0287.jpg 唐突過ぎるくら寿司の新メニュー「牛丼」だが、2日ぐらい前に発表があって今日(11月4日)から発売って早いですよ。
 今回は名前に「すしやの」が無いため、ただの牛丼である。イベリコ豚丼があるぐらいだし、今更驚かない点にくら寿司の調教結果が現れていると感じる
 7種の魚介だしを使った牛丼という事でそれはもう魚介系の味をグイグイ前に出してくる牛丼かと予想していたが、そうでもなかった。
 朝飯を抜いて開店早々に食べてきたので味の感想と共に、本当に牛丼を超えたのかを調べてみた。

 

驚異の提供速度

 牛丼と言えばファストフードである。某S家ではカウンターのお客様には注文してから10秒以内に提供するようなトレーニングを受ける。
 牛丼はタッチパネルメニューの1番にあるため、席に着くなり3タッチで注文完了だ

 「さて他に面白そうなメニュー増えてるかな?」とメニューのページ送りをしようとしたその瞬間。
 緑のボタンが点滅する。これは特急レーンを送り返すための送還ボタン、これが点滅するという事は商品が届くという合図なのだ。
 早い、早すぎるぞくら寿司。入店の時点で用意されていたとしか思えないスピードだ!!

 

すごーくレトルト感満載な外見

dsc_0289.jpg レトルトの牛丼の具パックをごはんの上に乗せました。と心の声が再生される。
 といっても外食チェーン店なんてほとんどレトルトパックなのだが、さすがに牛丼となると牛丼チェーン店を意識して比べてしまう。
 
 タレの量だが、おおきな牛鍋で作る牛丼のようなタレではなく、少しトロミ粘り気があるタレである。
 牛丼の好みはツユダク、ツユヌキ(つゆ切り)と言うようにタレの量が重要だ。ちょうど間ぐらいを選んだ所だろうか、個人的にはタレは少し多いぐらいと感じた

 肝心な味だが、匂いの時点でそんなに魚介系が前に出てくる感じはしない。
 実際に食べてみるも感想は「レトルト牛丼の具でありそうな味」としか思いつかなかった。思ったよりもパンチが少ない。

トッピングコーナー

 さて牛丼と言えば欠かせない要素が3つある。「玉子」「紅ショウガ」「七味」である。
 この中でも七味をかけると予想以上に美味くなる、これは魚介だしのおかげなのか奇跡の組み合わせである。
dsc_0291.jpg 紅ショウガの代わりにガリを食べてみるが、くら寿司のガリは少し甘めの味付けなので牛丼とは合わなかった。というかくら寿司のガリは普通に単品で美味い。
 玉子に関しては牛丼のタレ自体の絶妙なとろみがすでに玉子を入れた後のような気持ちにさせてくる。

 そしてやはり特筆すべきは「卓上わさび」である。
 わさびを乗っけて食べるといい、くら寿司はなんでもわさびを乗っけるのだ(暴言)
 牛丼自体の温かさでわさびの辛味成分が空気中に上がってくるため食べようとする段階でむせる。

 

方向性が読めてきたくら寿司

 寿司屋に無さそうな商品で攻めていくスタイルかと思っていたが、食品加工の点から見てみるとなんとなくわかってきた。
 ラーメン、シャリカレー、牛丼の具などは全てレトルト食品パッケージとして発売することも可能なのだ。映画館でブルーレイを売るような所を目指しているはずだ。
 そう考えると次に来るメニューは「すしやのピザ」や「すしやの蕎麦」などではなく、「すしやのマーボー丼」や「すしやのガパオライス」あたりが来る。
 すしやのガパオライスは食べてみたい。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」