釣り初心者だけど大阪湾で釣った魚を食べてみた話(釣り編)

 こんにちは、お盆期間中なぜか「海で釣った魚を食べたら昼飯が安く済むのでは?」という10秒考えれば安くつくはずもないアイディアが沸いてきまして折角なので海釣りにトライしてみようと思い挑戦してきました。皆も無人島に一人になった時に魚釣りのテクニックがあれば、と一度は妄想した事があると思うのでちょっと釣りしてみたいなって人は参考にしていただければ幸いです。

 今回は初心者でも余裕でイケるという「サビキ釣り」で何かしらを釣って食べるのが目的だ。最終的には美味しく頂ける事ができたので、釣ってから食べるまでに苦労した点や掛かった費用などを書き残しておこうと思う。

まずは釣り具ショップへGO

 とりあえず道具が無いと釣りができないので釣り具ショップに向かった。「釣具のブンブン堺中環店」、結構混んでいる。全然前知識が無い私は竿やリール以外にもかなり商品数が多くて圧倒される。メーカーによってはすごく中二病ネーミングな「紅牙」だとか「月下美人」だとか、他にもRPGで手に入ってアイテム詳細を見たら竿かよ!って感じの名前がいっぱい揃っていた。タチウオテンヤゲームだとか、エギングだとかもはやサビキはどこにあるのか状態であった。(ちなみに単語は全部調べて覚えた)

 初心者すぎて店内を壁沿いに回っていたせいで、中央のレジ前らへんに初心者セットがいっぱいラインナップされているのに気づくまで10分ほどかかった。とりあえず必要そうなものを購入していこう。

  • 3,000円 「わくわくサビキ釣りセット」
  • 400円 「マルキュー あとは釣るだけ」
  • 800円 「キャプテンスタッグ 発泡スチロールクーラーボックス」

 わくわくサビキ釣りセットは短い子供用のヤツはもう少し安かった気がする。とにかくこれだけで釣れるらしい。一応100円ショップで焼肉用のトングも買っておいた。毒針をもった魚が釣れた時に対処するために必要らしい、ヒエェ~。

大阪の釣りポイント

 次はどこで釣るかが問題だ。釣り具ショップやネットの情報サイトを見て回ると、南港あたりが強いらしい。というか海釣り解放区域としてちゃんとポイントが設定されているという事実を初めて知った。結構そこらへんで勝手に釣っているもんだと思っていたが、釣り禁止の場所で竿を出すのはダメ

 南港海釣り園護岸、南港かもめ大橋下、鶴浜緑地IKEA裏、シーサイドコスモ(コスモスクエア横)らへんが近くて行きやすそうである。ちなみにかもめ大橋下とIKEA裏は駐車場が無料らしい。とりあえず初心者という事でレンタル竿などもやっている「海釣り園護岸」に行ってみることに。

海釣り園護岸

 夏は朝5:00~19:00までやっている。駐車場の料金はネットだと600円とか800円と書いているが、私が行った時は最大料金1000円であった。駐車場から歩くと海が見えてくる。そういえばここは昔海水プールがあった所、10年以上前に閉鎖されてたのね。ゾンビが出てきそうな廃墟感を横に感じながら海釣り園に着くと、駐車場の車は少ないのに結構な人が居るではないか。ちなみにかなりゴミが漂流しているので一目見た感想は「うわぁ」である。

 ネットで仕入れたクソ知識の一つとして「サビキ釣りは周りでやっている人が多いほどよく、潮下が良い」みたいなのを鵜呑みにしてファミリーの横らへんで準備を始める。竿を伸ばしてサビキの仕掛けを先端につける、ここらへんは初めての釣りやら海が目の前にある緊張感から写真を撮るのを完全に忘れていた。

サビキ釣りの開始

 サビキの仕掛けには餌を入れるカゴが付いているので、そこに先ほど釣具店で購入したチューブタイプの餌を入れる。すごい手が汚れない、早速ゆっくりと仕掛けを投入する。底まで仕掛けを落としてから少し上げてカゴの餌を撒くらしいが、糸を少し巻き上げようとした瞬間からビクビクッと竿が揺れる。小刻みに振動して、これはいわゆる魚が掛かった状態なのではと思い急いで引き上げる。

 投入した直後に小さいアジが1匹釣れる、これはイケる気がしてきた!

アジの引き、サバの引き

 どうやらサビキ釣りは魚が掛かってもすぐに引き上げずにちょっと待つのが良いらしい。というのもサビキ仕掛けには針が6つも付いているので、1匹が掛かったとしてもまだ5針分チャンスが残っているからだ。というわけで思った以上に順調に釣り揚げていたら一際デカい手ごたえがくる

 かなりの引き強、引き上げてみたら見た事のある背中の模様。サバである。サバの針を外そうと掴んでみるとすっごいヌルヌルしている、ちょっとヌルヌルしすぎてほとんどローション状態の滑り心地だし、いざ掴んでみたら超高速バイブのように左右に暴れまくるわけである。なんかスゴイ。現地で締めるのがいいらしいが、その時はヌルヌルした手すぎてスマホも取り出せないしなんかテンション上がってしまいそのままクーラーボックスに投げ入れたわけである。
 個人的に大きいアジも釣れたし、マルキューあとは釣るだけも使い切ってしまったのでそろそろ帰る事に。

 サバが7匹、アジが6匹、豆アジが30匹ぐらい。
 釣具もろもろ4300円、駐車場1000円、氷300円。 およそ6000円、鮮魚コーナーで高級魚が買えるレベル

 後半は調理してみようと思います。
 釣り初心者だけど大阪湾で釣った魚を食べてみた話(調理編)

この記事が気に入ったらフォローしてみてね♪

The following two tabs change content below.

小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」