シャトレーゼの「ぶどう葛餅ピオーネ」を食べる

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オカルテック編集部付近の交差点には、マクドナルド・ラーメン屋・シャトレーゼ・ビデオ屋と朝食から夜のおかずまで揃うグランドクロスが存在する。
そんな四天王のうちの一人であるシャトレーゼに私は開店前に並んだ。9時開店である、スイーツショップに朝の9時には誰も並ばないという事を学んだ。
シャトレーゼといえば昔近所にできた頃にはアイスクリームばっかり買ってた気がするが、成長した私は違う、ここで「葛餅」を買おうと言うのだ。
葛餅である、そもそも葛餅の味はすぐに忘れる。それぐらいのインパクト不足である。そんな葛餅を求めてシャトレーゼの門(自動ドア)をたたく!

 

普段はアイスコーン

普段私はシャトレーゼに行って買うのは、もっぱらアイスクリームの中でもアイスコーンシリーズだ。
こいつは美味い、ワッフルコーンの内部に薄くコーティングされたチョコレート、味はアーモンドコーヒー or 北海道バターソフトがおすすめである。
4個入りで438円である。持ち帰る時の温度で少し溶けかけた時が一番うまい。カロリーは高い。書いてるうちに食べたくなったので冷凍庫に取りに行った。

そんなワッフルコーン厨の私が、ついつい販促用のバナーに目を奪われ「ぶどう葛餅ピオーネ」に興味がいってしまった。
葛餅が苦手でぶどうが好きな私にとって、この商品はプラマイゼロむしろプラである。7月1日発売というのだ。
 

いざ店内へ

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と、いきなり目に入ったのはショーケースだ、どうやらお目当てのブツは頑丈な警備である。
心の中で(もしかして、このプラ容器に自分で入れるのか? マズイあまり見すぎるとぶどう餅を買いに来たとバレてしまう……)などと考え、スッといつものアイスコーンの冷凍ケースがある区画へ逃げる。
そう、このアイスコーン区画はレジから少し離れた入り組んだ場所にあるため、脳内ブリーフィングにはもってこいなのだ。
シャトレーゼで葛餅を買うのはエロ雑誌並に難易度が高い、なんとか店内で今発見したかのようなリアクションをレジに構える2人に見せなければならない。

へえ、こんなのあるんだ……
必殺のリアルツイート。

(聞こえたな? よし聞こえた。)横目でチラチラとレジの番人を確認しつつ、ショーケースのフタを開ける。
しかしここでもミステイク、開けたフタを置く場所が見つからない。ここでアタフタしてしまったら番人から声が掛かるかもしれない、冷静になるんだ。
なんとかフタをケースに対して斜めに置くという、誰もが思いつかないであろう奇手でこの局面を乗り切った。
私の失敗を望む番人からは舌打ちが聞こえてきたような気がした。甘い甘い、こんなケースでは私の購入を止められんさ。
 

6個も買ってしまう

ここにきて私は気づく、プラ容器が妙に大きいのだ。これは大福を入れるサイズではないか、やられた。
葛餅が8個は入るであろうこの容器に、まさか1個だけ入れてレジに持っていくことができるだろうか? できない、私のレジ道がそれを許さない。
すぐさま斜めに入れる奇手を思いつき、わずか6個でこのプラ容器を埋めることに成功した。どうせならとさくらんぼ餅も混ぜておいた。
レジ前の攻防を会釈and会釈で乗り切り、なんとか店内を離脱。呼吸はここまで止めていた。
 

皮はしぶくて実は甘い

キンキンに冷やして一口で食べるのをおすすめする。
甘酸っぱいピオーネの果汁があふれて、葛餅の口どけと優しい甘さが残る、サイコーだ。皮は渋い。
変に2つに切ったりすると果汁を逃してしまうから注意したい
購入難度が高いこの「ぶどう葛餅ピオーネ」、近所にシャトレーゼがあるなら試していただきたい。

余談ではあるが、ワッフルコーンのコーンだけが29日に発売するらしいのでぜひ買いに行きたい。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」