セブンイレブンで見かけるUHA味覚糖惣菜のまんまシリーズで気になったのがあったので買ってみた。その名も「鶏肉とナッツ炒めのまんま」である。このSozai(惣菜)のまんまシリーズはちょっと前から売り出していて、「海老焼売のまんま」などはSNSなどで人気を博していたりと何かと話題ではあった。コンセプトとしては惣菜をそのままスナック菓子にしたというものだ。

 とにかくこのSozaiのまんま中華料理シリーズみたいなのはUHA味覚糖の公式WEBを探しても詳細が見つからないというミステリアスな商品である。味の再現度がなかなか凄くて、スナック菓子の新時代が見えてきた気すらする。

料理とはこういったまばらな味なのではと考えさせられる

 とりあえず中身をぶちまけてみる。見えるのはほとんどピーナッツである。もしお店で「鶏肉とナッツ炒め」を頼んでこんなにピーナッツが大量に出てきたらSNSにUPされるレベルである。ナッツ炒めの鶏肉添えレベルである。まぁスナック菓子で乾燥した鶏肉が大量に出てこられても困るのでここは雰囲気を楽しもう。

 この中に5種類の素材が混ぜ込まれているわけである。とりあえず分けてみよう。
 大量のピーナッツ、カシューナッツが3粒、カップヌードルに入ってそうな乾燥した鶏肉が3つ、唐辛子、花椒、ネギパクチーといった構成である。まぁ本来はこれを全て炒めたものを料理として食べているのだが、鶏肉とナッツ炒めの味というとどうしても1つの味と認識してしまうが、よくよく考えると個別の素材のハーモニーであることがわかる。

肝心の味は?

 スナック菓子というよりは本当に鶏肉とナッツ炒めをフリーズドライしたような味である。ピーナッツがいい具合に旨辛な味で、これだけでも十分イケる。しかし、本当に注目すべきは花椒である。スナック菓子でここまで花椒をふんだんに使った商品があっただろうか、というぐらいに入っている。というか普通の料理でもここまで花椒ぶち込まないだろっていうぐらい入っている。しかも細かくしたりしていないので攻撃力が高い。

 花椒というのはカホクザンショウの事であり、私が料理によく使う五香粉(ウーシャンフェン)にも欠かせない香辛料である。よく使われるのは麻婆豆腐の上にかけたり、塩と混ぜることで唐揚げスパイスとしてである。味はいわゆる「痺れ」、日本の山椒と同じような味覚である。山椒よりもかなり強い痺れを感じるスパイスが新鮮な状態でふんだんにぶち込まれているのだ。細かく砕かれて全体に散りばめられていればまだ良いが、わざわざ分別してしまったせいでこの痺れの弾丸を舌の一点で受け止めなければならない。

 およそ体感で1cm範囲が痺れる。この感覚、クセになる。私は花椒が好きである。この痺れを楽しめるのは「鶏肉とナッツ炒めのまんま」だけである。もはや花椒だけを買って食べていれば満足する。


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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」