スシローのどでかアジフライのコスパがすごい

 新年明けてから忙しかったために回転寿司の様子を見に行っても全く書くのを忘れていた。ちなみに年末から含めると7回ぐらい行っている気がする。1月はどこの回転寿司チェーンもお得なフェアをやっている気配がするのでまずは一番近いスシローに行ってみた。

 新年一発目のスシローは大切り大盛りてんこ盛りフェアで、普段のネタが1.5倍ほどになっていたり、エビの上に甘エビが乗っていたり、普段1貫100円の赤海老が2貫100円といった風にわかりやすいお得感を出している。どのネタも間違いなしの中、異色の存在が「どでかアジフライ1貫」である

ダブルのっけエビ

 普通の茹でたエビの上に甘えびを2匹ずつ乗せた寿司である。ネタの量が増えると非常にお得感が増すので必食である。エビの味が2倍というよりも茹でた歯ごたえ、生の触感やとろみなど多方面から「エビ」を知らせてくれる、エビという味の乱打である。ただ、エビの尻尾部分を取るのが面倒くさい。

豚とろチャーシュー1貫

 かつての厚切りチャーシューを彷彿とさせる豚トロを使ったチャーシュー。そもそも豚トロというワード自体なかなか曖昧なモノで、豚肉には豚トロという部位は無いのである。でも普通に美味かったのでこの話題は一旦忘れよう、できればこの寿司を5つぐらい持ち帰って豚トロチャーシュー丼にして食べたい

どでかアジフライ

 3皿目に選んだのがこの「どでかアジフライ」である。大誤算である。今回のフェアは10種類ほどの大切フェアで他にも食べたいと思っていたのだが、このアジフライのせいでほぼ満腹になってしまった。こいつはヤバイ、覚悟がいる。

 そもそも皿の3分の2ぐらいを覆いつくすぐらいの大きさで、揚げたてでまだまだ油が切れていない高カロリーなヤツなのだ。

 しかもコイツは厚さがある、ここでてんこ盛り感を出してこなくていいしアジフライを作った事があるが、アジにここまでの厚さは無い。つまりこれは全部衣部分という事である。心の衝撃的には厚さ1cmはあった。今写真を見返すとそこまで厚くはなかった(でも1cmあるかも)。

 シャリは必要なのか最後まで協議されたので無いだろうか。きっと試作品を食べてない偉い人が無理やり「シャリは必要だろ!!」と押し通したに違いない。油まみれになったシャリはどのタイミングで食べていいかもわからず、食べるにしても油と酢の味しかしないマヨネーズ一歩前みたいな状態である。しかも揚げたてのアジフライを背負い込んでいるせいで無駄にぬるい。ぬるい、酸っぱい、油っぽいと並べてみると美味しさが見つからないが食べてみると体に悪そうな味が何故か美味く感じる

 シャリがなくなったアジフライを食べていく、思った以上に衣でカサ増しされているわけでは無く、身自体が大きい!ほとんどの寿司が1皿2手で食べ終えてしまうものだが、このどでかアジフライには6手ぐらいの箸が必要なのだ。満足感を寿司皿換算すると3皿分(6貫)に相当するわけで、このどでかアジフライが1貫と考えるとおよそ6倍の価値があるといえるだろう。

 などと考えてアジフライを食べきった頃にはすでにおあいそボタンを押してしまっていた。ちなみに同じ日にもう一回スシローに行ったのだが、その話は次の記事で……

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」