スシローが本気のまぐろ祭りを始めていた。本気というと普段は80%ぐらいの力で営業しているのではないか、今までのまぐろ祭りは手を抜いていたのか、と謎の疑問が残るが、私が思うにスシローは常に本気だ。厨房に流れる衛生チェック音声の頻度からも伺える。

 単なるまぐろ祭りだけならば特に食べには行かないのだが、やはりスシロー、本気といいつつもぶち込んでくる。その名も「まぐろのラーズー風まぜそば」である。見た目からしてジャンクな香りが感じられるのだが、まぐろが使われている上にラーズーなのだ。ピンと来た方も多いだろう、あのラーズーである。ラーズーって何だ……。

旨辛まぐろユッケ

 着席即ラーズー風まぜそばは警戒される恐れがあるため、まずは一応まぐろ祭りのメニューである「旨辛まぐろユッケ」から攻めてみよう。今流行りのバトルシップ – スタイルである。本気と言いつつもこういったジャンキー好みの寿司を用意してくれているのは良い事である。よくあるまぐろユッケと違い乾燥唐辛子がかけられている。

 見た目は辛そうなのだが、この唐辛子はラーズー風まぜそばでも使われている韓国産の唐辛子なのでそこまで辛くない。直接食べた場合のスコヴィル値で考えても500前後だろうか。まぁ私はスコヴィル値に詳しいわけではないのでもっと高スコヴィルかも知れない。

ジャブからのラーズー風まぜそば

 ラーズー風まぜそばを注文しようとしたところ、二種類あった。唐辛子をかけまくった「辛旨」タイプと「ノーマル」タイプである。つまりラーズーとはこの茶色いソースの事では無いかという仮説が浮かび上がる。

 ラーズーまぜそばではなく、ラーズー風まぜそばな点も重要である。おそらくラーズーという料理があるのだろう、ラーズーっぽいまぜそばという事である。ラーズーとは何なのかを調べていきたい。

ラーとは辣(ラー)である

 中国語でラーとは辛いという意味だ。一番なじみがあるのは「ラー油」だろうか。スシローも「マーラーえび」といったメニューがあった、マーとは麻婆豆腐などで使われる麻(マー)である。麻(マー)は山椒などの痺れる味という意味である。こんな感じでおそらくズーにも意味があるのだろう。ちなみにこれを調べている間に中国料理のメニューの読み解き方を覚えてしまった。あの四文字熟語のようなメニュー名は味、調理法、素材などを表しているという単純な仕組みらしく、漢字の意味さえ覚えておけばどんな料理か判別できるようだ。

ズーはまさかの子(ズー)

 調べているうちに行き着いたのは子(ズー)である。餃子(チャオズ)のズーである、テンさんッ……。辣子でラーズーである。

 グーグルに聞いてみたところ、「スパイシーな子供」という返答である。こういう時にボケてくるGoogleは凄いと思う。真面目に単語で調べたところ、どうやら辣子とは「唐辛子」の事である

 じゃあなんだ、このラーズー風まぜそば、唐辛子風まぜそばって事になるのか。よし、もうこの話はやめ!解散!

 辛くないとはいえ、ここまで唐辛子をぶち込まれると麺をすすった瞬間に喉にダイレクトアタックが来る。ゆっくり食べないと危険なメニューだ。ちなみに前述した通り、この唐辛子は全然辛くないので見た目よりもすんなり食べることができる。まぐろの味は一切感じられなかったのが残念である。

ミナミマグロの上鉄火巻き

 一応まぐろ祭りという事で普段は食べない鉄火巻きを注文した、こちら上鉄火巻きとなっておりいつものより太くて背が低い。ただそれだけである。天然鮪上鉄火巻となっているが、ミナミマグロである。びん長まぐろの握りにメバチマグロなど色々なサバ科のマグロが楽しめるわけである。

 まぐろ祭りよりもサーモンの状態が何か良い感じだったのでそっちのほうが気になるスシローであった。


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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」