おしゃれ吉野家で「チーズボロネーゼ丼」を食べてきたよ

 雑学披露会みたいな寄り合いで「なんかおしゃれな吉野家が大阪にあるよ」と教えられた私は酒の席だったこともあり「いや吉野家はどこも殺伐としておしゃれだろ」などと思っていた。ふとその事を思い出してみると、どうやらそのおしゃれ吉野家で謎の「チーズボロネーゼ丼」という商品が食えるというのだ。

 おいおい、吉野家っていったら牛丼屋だぞ。そんな牛丼以外の商品を出すわけないだろ!という心の声が出かけたが、どう考えても最近の吉野家は牛丼以外の商品ばっかり出しているのを気づいた。そもそも私は吉野家で一番好きなメニューといえばタコライスの名を挙げるぐらいなので、もうそろそろゴルゴが通っていた吉野家のイメージを忘れなければならない。

場所は東大阪、鴻池新田店

 場所は鴻池新田店、着いたのは22時前後だったがさすがの吉野家、24時間営業である。看板からして何か黒を基調として赤で書かれており格好良さが出ている。道沿いなのだが言われないと吉野家だと気づかないレベルである。オレンジ色のあの吉野家!ドン!みたいな看板はもうない……

 店内がおしゃれすぎる、カウンターとかが全くない!もう吉野家というより何かハンバーガーショップのような佇まいである。ちなみに食券スタイルや着席注文スタイルではなくバーガーショップばりのカウンター注文スタイルである。お持ち帰りとかもしやすい感じである、さながらフードコート内の吉野家という感じで一人でも入りやすい感がひしひしと感じる。

 ちなみにこの吉野家、何かのカフェだかの跡地を居抜きで作ったのと思ったが、調べてみるとリニューアルしてガチで最初からこスタイルの店を作ったらしい。

目当てのチーズボロネーゼ丼を注文

 注文してからフードコートでおなじみの遠隔振動爆弾レシーバーを渡される。これを仲間内で回しあい持っている瞬間に呼び出し音が鳴れば敗北というわけである。慎重に厨房のオペレーションを観察し、レシーバーを渡すと同時に水を入れに行くというファインプレイに出るが、残念ながら作戦は失敗。あえなく爆死した。

 やけにテーブルがすっきりしているなと思ったら醤油や七味、紅ショウガなどが別に用意されているので各自必要なら取りに行くスタイルであった。このおしゃれ吉野家で一番目を引いたのはやはりこのドリンクバーだろう。牛丼屋にドリンクバーである、かなり衝撃的だ。

c ちなみにこのドリンクバーは150円であり、ここは24時間営業である。写真を見ていただくとわかる通り、まさかの卓上コンセント+USB充電付きという最強のたまり場スペックを誇っている。この吉野家、ハイクラス。

チーズ牛丼を進化させた感じ

 ダブルチーズボロネーゼ丼を注文、実に何がダブルかはわからなかったが普通とダブルが並んでいればダブルを選ぶのが人間というもので、おそらくチーズがダブルでトッピングされている感じだ。吉野家のこの細かいチーズはかなりお気に入りなのでダブルは正解だったようだ。

 到着してから気づいたのだが、チーズボロネーゼ丼と言うが普通に牛丼をベースにチーズやソースをトッピングした、いわゆるトッピング牛丼の一つであるということ。タコライスの件もあったので牛丼の具を使わない単独の商品かと思っていたが違うようだ。確かにチーズボロネーゼ牛丼と書かれるとついつい牛丼+チーズボロネーゼ?と考えてしまうので、この牛を外したのが正解なのか失敗なのかはまだわからない所だ。

 やっぱりチーズがナンバーワン!味はチーズ牛丼をさらに進化させたという感じ、ボロネーゼソースとチーズが合わさってドリアのような味わいである。そこに牛丼の具が絡まってくるといった感じだ。ダブルのおかげなのかチーズの味しかしない、普通のチーズボロネーゼ丼はまだ牛丼という感じだそうだ。

 ちなみにこのおしゃれ吉野家は「かつカレー」なども置いているそうで、近所にこのスタイルの吉野家があれば良いなぁと思いました。そうそうこのチズボロ丼は大阪では3店舗しかやっていないらしい、今回行った鴻池新田店、阿波座店、臨海二色の浜店である。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」