「回転すし バリュー」堺・美原のローカル回転寿司店がアツい

 回転寿司店をこよなく愛する私だが、チェーン店以外にもやはりローカル回転寿司店というジャンルは見逃せないわけだ。大阪にもローカル回転寿司はいくつかある、どうしても大手には店舗数や名前で負けるため場所は郊外寄りになってしまう。それでも是非行ってみて欲しいのが今日紹介する「回転すし バリュー」だ。

 ある日のサバイバルゲームの帰りに309号線沿いで見かけた「バリュー」だが、最初は「おっ、こんな所にも“すしバ”があるのか」と思ってとりあえずUターンして来店した。聡明な大阪ローカル回転寿司大好き読者にはお分かりだろうが、バリューと言えば真っ先に思いつくのが大阪門真市にある「すしバリュー」通称すしバである。一見して系列店かと思いきや両者に繋がりは感じられないという、ややオカルト寄りな店名である。バリューとは一体何なのか

 ちなみに関係性を探しているうちにEparkのサイトの表記に一つの可能性を見つけた。門真のすしバリューは独自Webサイトを持っているのだが、回転すし バリューに関してはWebサイトは見つからなかった。しかし、Epark(予約サイト)にはページが作られているのだ。そして回転すし バリューのトップページの交通手段の欄には門真すしバリューへのアクセス方法をそのままコピペした後が残っている。コピペした後の消し忘れなのか、両者には少なからず関係はあるものと考えられる。

生け簀もあるし、タッチパネル、レーンも2段構成

 バリューが大手チェーンよりもおすすめな理由はまずこの生け簀である。寿司屋に生け簀があるとなんか美味そうな気配がするわけだ(実際はタイなんかは熟成させたほうが美味いと思う)、順番待ちの時も魚を見て時間を潰す事ができる。

 注文もタッチパネル方式だし、注文したメニューは高速レーンで運ばれてくる。ここまではもはや最近の大手チェーンと同じ方式である。昔ながらのローカル回転寿司だと、やはりレーンの中に寿司職人が居て注文するスタイルが多いがバリューはかなり進んでいる。

 良い点はなんでも取り入れている感がある。卓上わさびもしっかりとした物が使われているようだ。ちなみに最近かっぱ寿司が食べ放題のついでに導入したドリンクバーまで完備されている、抜け目が無い!

生け簀の魚も頼める

 メニューは基本的に1皿100円のモノが多いので大手チェーン店と同じような感覚で食べることが可能だが、店内の生け簀の中で元気に泳いでいる魚も指定できるのだ。タッチパネルのメニューを見ていくと「泳ぎあじの姿造り」などが出てくる。

 この上段にいるアジがこの後やられることになる。

 泳ぎあじ姿握り(1匹)である。泳いでいたあじが一匹まるまる寿司になって出てくるという普通の回転すしでは味わえないスペシャルなヤツだ。普段から釣りでアジを捌いて食べているのでこの面倒くささが良くわかる。頭部分や使わなかった中骨部分も揚げてくれてバリバリといけるのが嬉しい所である。

他にもグッドなメニューが多い

 カマの塩焼きや
 辛子明太子握り、など普段では見慣れないメニューも多い。他にも中身が全く分からない「パイ包み」だとか「馬刺し握り」なども用意されていた。オーソドックスなネタ以外もたくさんあるのは回転すし好きにとっては見逃せない点だ。

締めは棒ドーナツで決まり

 回転すし バリューで激推しなのがこの「棒ドーナツ」シリーズである。シリーズといっても焼き芋味とチョコ味しか見たことが無い。とにかく100円でこのサイズのドーナツが揚げたてで出てくるわけだ、某ミス〇ードーナツの2倍ぐらいの容量がありそうなサイズである、このサイズで揚げたてで100円! 難点としてはこのドーナツ注文してから出てくるのが非常に時間がかかる点である。もうなんだったら着席即ドーナツ注文もアリと言えるぐらいだ。画像はチョコ味なのだが、焼き芋味のほうが美味しいぞ。あまりにも出てくるのが遅いために注文してから他の寿司を食べていたらいざ運ばれてきた時に大ダメージを受けることが多い。なんだったら2回行ったうちの2回とも最後のドーナツに苦しめられたからである。

 寿司屋なのに最終イメージに残っているのがドーナツだという点もこの回転寿司店が強いことを証明している。もし、大阪の堺美原方面に行くことがあれば是非ともこの回転棒ドーナツ バリューに寄ってみて欲しい

 活魚回転すし バリュー(Epark) → https://epark.jp/detail/wait/30785

この記事が気に入ったらフォローしてみてね♪

The following two tabs change content below.

小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」