「魚べい」に行ってきた。これからは高速レーン寿司店の時代か。

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 関西方面ではあまり馴染みのない回転すしチェーン店「魚べい」に行ってきた。厳密に言うと回転していない寿司店である。
 大阪府下で2店舗、近畿合わせても5店舗しかないレア店なのだ。今回は「東大阪店」に行ってきたのでその様子をお伝えしたい。
 「魚べい」は回転しないレーン、謎のガチャシステム、アメリカ寄りの寿司など様々な魅力が詰まった店である。

 

ネット予約を使うべきである

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 東大阪店はさすがに中央環状線沿いにあるため人気店だ。17時前ならいけるだろうと余裕をかまして来店するともう順番待ち列ができていた
 最近ではどこの店でもあるだろうネットの時間帯指定予約をみんな活用して、どんどんとネット予約を利用するツワモノ達が入店していった
 レジ前は案内板と客で埋め尽くされており、給料日の銀行、休日のお役所のような雰囲気である。
 待ってる間も暇なのでネットで「魚べい」を調べていたら10%オフクーポンを見つけたのでこの待ち時間も無駄では無かったと信じたい。

 

3段(トリプル)レーンですぐ届く

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 テーブル席の見た目はすっきりしている、醤油や割り箸などは通路側に置かれており、レーン周りの見た目を重視している感じである。
 カウンター席は1席ずつにタッチパネルが用意されており、タッチパネルも移動できるためにずっと上部を見続けなくて済むのも良い。

 タッチパネルで注文した商品は3段あるレーンから届く、これはまるで近鉄布施駅のような構造である。
 回転している寿司が無いため、回転すしとか言い難いが、これは「魚べい」の店舗が進化していったためである。どうやら昔は普通に回転すし店だったらしい。
 廃棄率も低いだろうし、干からびた牛カルビなどを見なくて済むのは非常に高評価である。レーン寿司という新しい単語が生まれるレベルだ。
 
 ホワイトめいた店内、タッチパネル一人席と近未来のニンジャが好みそうな店である。

 

アメリカ寄りのネタ満載

dsc_0794.jpg どうやら母体である「元気寿司」は結構前に海外進出しており、海外でのウケる寿司がどんなものがわかっているのだろう。
 なかなか魅力的なロール寿司が多かった。特にこの「明太高菜カルビ巻き」はジャンキーすぎる美味さである。

 ほぼほぼ某S家の「高菜明太マヨ牛丼」味である。2皿目を注文しようとする自分の指を必死に我慢していたぐらいだ。

dsc_0796.jpg 寿司店のサイドメニューでもなかなか見ないこの「ペスカトーレ」も無駄にパスタしてた。
 寿司とは一体どういった単語なのかをもう一度確認したくなってくる。

dsc_0795.jpg 卓上に置かれた醤油、甘だれの他にもう一つ「オリジナル寿司たれ」と呼ばれるものがあるが、こちらは天丼のつゆのような味で海老フライロール巻きにかけると絶妙に美味かった。むしろ甘だれよりもあっさりしている感じなのでなんでも合うかもしれない。

 

ガチャシステム

 回転すしと言えばガチャである。「魚べい」はルーレットゲームと呼ばれるガチャシステムが存在する

 このルーレットゲームに挑戦するには220円(税抜)以上の商品でルーレットゲーム対象と書いているものを注文すると1回プレイできる。
 オカルト的に人気の無さそうなルーレット対象商品を注文すると当たると考えているため、誰も注文しなさそうなペスカトーレで実践してみた。

 当たると、ガシャコインか10%割引券が貰える。
 10%クーポンは待ってる間にネットで見つけていたし、やはりここはガシャが気になるのでコインの1択である。店員からコインを手渡されるのはなかなかの羞恥プレイであったが、心を無にして笑顔で受け取った。
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 このコインは入口付近にあるガシャマシーンでプレイできる。
 まだまだレジ前や入口が混雑している中でスマホ片手にガシャを回す姿はなかなかの羞恥プレイであったが、心を無にして回す。出てきたマグロスタンプも撮影してる間、子供の変な人見るような視線が痛かったがなんとか撮影に成功。汎用性のあるマグロスタンプは使える。

 

高速レーン寿司の時代が来るのか

 やはり特筆すべきは回転しない寿司だろう。
 「魚べい」も回転するレーン店舗はまだあるらしいが、そういった既存の店舗もリニューアルでトリプルレーン店になっていってるそうだ。
 回転すし店のレストラン化が進みまくっているが、今後こういったスタイルのレストランが主流になっていくのだろうか。

 その際にはぜひガチャシステムは用意してもらいたい。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」