台風後の明石浦漁港に釣りに行ってきた日記(9月18日)

 3連休中は台風で潰れると言うことで予定を全キャンセルして家に引きこもろうと思っていたら思っていた以上に敬老の日が快晴だった。といってもいきなりやることも思い浮かばず、釣り仲間から聞いていた「明石浦」が大阪湾と違ってよく釣れる、といった半信半疑な情報を信じて明石まで行ってみることにしたのだ。

 明石といえば思いつくのは一番に「タコ」なのだが、私はタコ専用装備を持っていないので仕方なく7連敗中のアジング装備で行く事になった。アジングというと難易度を上げて楽しむ釣法だと思っているので今日もまた釣れずにキャスティングの練習か、といった気持ちで行ったわけである。

明石駅まで昼特きっぷ

 2018年内で廃止されることが決まったJR昼特きっぷを使って移動した。大阪─元町間が270円で、元町駅から徒歩で神戸駅まで歩き、神戸─明石で電車に乗ると300円と非常にリーズナブルなお値段の電車の乗り方を紹介された。こんなもんやってられるか!という事で大阪から新快速に乗ってスーッと明石まで乗る事にした。660円である。通常は920円なので260円ぐらいお得である。元町─明石間の回数券などを併用するともうちょっと安くなったりする。

 昼特きっぷは通常10~17時の間しか使えないが、土日祝は全日使えるきっぷは6枚綴りで売っているので往復3回行くとか、3人で行くとかになると買いやすい。金券ショップで購入すると周辺駅で280~300円、離れているともうちょっと高いらしい。

神戸を過ぎたあたりから海

 電車に乗りながら海を眺めると駅近の釣り場がいっぱいある。明石から海に向かって歩くとすぐにフェリー乗り場が見えてくる。この辺からすでに釣り人がチラホラと居るが、船着き場なのもあり船の出入りも多いのでやめとこう。少し歩いた先にテトラや波止場があるので攻めていく。造船所や廃墟じみた建物、船のパーツが散乱している港。道沿いには数メートルおきに海向きの鳥居が設置されているなどオカルトめいた雰囲気が漂ってくる。

 釣り人が小さい魚を与えているのか港内には野良猫が大量にいる。人生で初めてリアルに猫が魚を食っているシーンを見た。豆アジを頭から食っていた、なかなかにワイルドである。猫は魚ばっかり食っていると黄色脂肪症とかいうのになるらしいが、こいつらは大丈夫なのだろうか。

台風後でなかなかに荒れている海

 波が40cmぐらいだろうか、結構ザバーンとやってくる。1gジグヘッドに2.5インチワームを付けて、3gのシンカーを付けて投げまくる。風でなかなか上手く投げれないが、過去7回のキャスト練習によりかなり飛距離と精度が上がっている気がする。

 荒れまくってるし、過去7回全く釣れてない中で油断していた瞬間であった。ビクっと来る、うおおおー!!
 釣れた!アジじゃないけど釣れた! 魚ってワーム食うんだネ!!

 さすがに波もきついので内向きの湾内へ移動してから3gのルアーを投げる。アジを狙いつつも五目釣りルアーで底やら表層やら満遍なく攻める。というか釣れる感覚も経験もまだまだ足りないので色々試行錯誤する感じである。ストップ&ゴーである。結果湾内でもカマスが釣れたわけでテンションが上がってきた所で釣り終了。

セイゴとカマス

 結局釣れたのはシーバスの小さいヤツとカマスの2匹だけである。台風の後は海水に真水が混ざってどうこう、海が濁ってどうこうなどの理由であんまり釣れないという結果である。そんな中でもサビキ釣りは最強に見えるぐらい大量に釣っていた

 カマスは身に水分が多いらしく、そのままだとあんまり美味しくないという事だ。どうやら扇風機を使えば「干物」を作れるとの情報を得たのでチャレンジしてみようと思う。
 骨も全部抜いて塩を振って乾燥させるらしいのだが、ザルが無いのでボウルで代用してみたが永久に水分が出てくる。乾燥させて完全に拭いてもまだ水分が出てくる。意地になって最終的に塩を塗り込んで塩漬けになってしまった。辛い!

 明石海峡の味がする!次は和歌山にいこう!

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」