SNSを利用してやる気トリガーを作る簡単な方法

 やる気が出ない、書きたい事があるけどなかなか筆が進まない。皆さんもそんな経験はないだろうか、私はまさに今それである。
 感情はホルモンによって決まるというのが私の考えなので、なんとか脳内物質を出せばやる気は出るのだが、なんとまぁ脳内物質を出そうとすること自体のやる気が出ない、というなかなか困った状態だ。
 やる気を出す方法の一つに物事をとりあえずちょっと進めてみる、というのがある。進めればその事に没頭することにより作業が進む、といったモノだ。
 そう、まさに今書き始めているこの記事の冒頭部分でその効果を狙っているのだが全く効果が感じられない。特に何も考えずに文字が進めばいいのだが、進まない。そんな時こそ小林流やる気トリガーを実践するのだ。
 

脳内物質がやる気と関わっている

 やる気という見えないモノも感情なため脳内ホルモンが関係している。
 何かをやろうと思いついた時、瞬間的にその物事をするのにかかる負担を考えてしまう。そしてそこから得られる報酬などを吟味して脳内物質が出されるのだ。脳内物質が適切に放出されているならば、面倒なことでもポジティブな報酬をイメージでき、作業がはかどる。一種の盲目的な脳内麻薬である。

 特にセロトニンは重要で、このホルモンが不足する状態が俗にいう「うつ病」とされている。セロトニン不足や減少に関しては、私は運動不足や不規則な睡眠時間が主に影響すると考えている
 また簡単に運動不足や睡眠不足と言っても、それは運動できない環境、身体的問題もある。総合するならば「環境病」だと考えている。生活環境は自分で変えれない場合も多く、変えれる場合も大きな決断を強いられるパターンが多い。
 巷で言われている「うつ病患者に1億渡せば治る」と言われるのは「環境を変えることが可能になる」からであろう。そもそも「1億円」という金はだいたいの病気は治せる気がするが。
 セロトニンの他にもドーパミンも重要な脳内物質である。

 

やる気がある人の不思議

 一概にやる気と言っても簡単にまとめられるものではない。本当にやらなければ死ぬような事は自然とやる気が出てくるものだ。
 では、一般にやる気のある人とはどういう人物だろうか。私のイメージとしては仕事や遊びに意欲的で、アウトドア派でバーベキュー好き、ブログは1日3回更新みたいなスーパーマンだ。
 やる気のない知人数名に同じ質問をしてみた所「毎日朝起きれる人」や「仕事が早い人」というイメージだった。

 おそらくやる気のある人物像=自分の理想のキャラクターなのでは無いか、その反対は今の自分への評価なのではないか。
 私は、仕事や遊びに消極的であり、インドア派でインスタント食品好き、ブログは数日に1回更新…… 当たっている。

 周りの人に聞いてみよう。
 

SNSこそ小林流やる気トリガー

 やる気を出すにはSNSで自分と同レベルだと思われる人物をたくさんフォローすることだ。
 この時、同レベルというのはどんな基準でも構わない。同じような境遇の人達でもいいし、会社の同僚でもいい。ポイントとしては特に尊敬はしていないけど自分と似たような人ぐらいの人物がベストだ。

 さてそのたくさんフォローしたであろう自分と同レベルの人物が何かを成し遂げたとすればどうだろう、少なからず自分と同レベルだと思っていた人物が自分より上に行く事は見逃せないはずだ。
 自分も高みを目指そうと「やる気」を出すだろう。例えるならば学生の頃同期だった人物が結婚するなど、経験はあるかもしれない。そういった抜け駆けは許せないものだ。
 そして批判や自己肯定をしつつも、焦燥感や危機感といったやる気に繋がる感情が湧いてくるはずだ。
 

蜘蛛の糸を掴む話

 芥川龍之介の『蜘蛛の糸』で地獄の底を這い回る罪人たちが垂らされた1本の蜘蛛の糸にしがみつき、結局は重みで落ちてしまう。
 もしSNSではなく普通の集団だったならば抜け駆けした人物を必死に落とそうとしがみつくだろう。抜け駆けしたやつが悪いと声を合わせて無駄な安心感を得ようとするだろう。そういうのが人間なのだ。
 しかしSNSは隔離された集団である。透明チューブで区切られた地獄である。カンダタのフォロワーは1万人ぐらいいる。
 この場合は集団的意識が働かない、カンダタの糸を切るためには自分がカンダタの上に行くしかない。自分と同レベルの人物ができるなら自分もできる、こいつらに下に見られるわけにはいかない。そんな感情が渦巻いているならもう脳内ホルモンは出ている

 ちなみにオカルテックのフォロワーは0人だ。私の地獄は黒塗りのチューブなのかもしれない。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」