ティラミスシとかいう謎のバレンタイン寿司まで特に何も無いと思われていたくら寿司だが、間に「糖質オフ麺」が新登場していた。くら寿司には以前糖質オフ麺があったのだが、今だから言える全然美味くないというシロモノだった。それから糖質制限シリーズが増えていき、麺抜きラーメン、シャリ野菜などとメニューが増えていったわけだ。

 今回増えた糖質オフ麺は完全にこんにゃく麺を使用したタイプなので糖質はほぼゼロに近いだろう、どちらかといえば糸こんにゃくのような感じである。

4種類あるが味噌が一番糖質が低い

 糖質オフ麺は麺抜きタイプと同じラインナップなのだが、一つ引っかかる部分がある。麺抜きの野菜ラーメンより糖質オフ麺のほうが全体的なカロリーが高いのだ、糖質オフ麺にもある程度カロリーがあるような気がしてくる。他にも麺抜き味噌は糖質が12gあるのだが、オフ麺味噌になると一番低い1.3gになる。名前は同じでも同じスープではない可能性も出てくるわけだ。

 オフ麺の見た目はかなりラーメンである。こんにゃく麺は独特の臭みなどがあったりするのだが、今回の麺に関してはほとんど感じられなかった。実はこれは麺を楽しむものというよりもこのスープを楽しむ商品だと感じたわけだ。麺の量は控えめなのでもうちょっと食べたいというならば麺抜きラーメン用の「トッピング野菜(100円)」を注文するのも手である。

くら出汁たこ焼き150円

 今回はこの糖質オフ麺を食べに来たのだが、メニューにチラっと変なのが写っている。よく見ると「くら出汁たこ焼き」と書かれている。あのくら出汁にたこ焼きを入れるとは……確かに安直だが美味い、なんちゃって明石焼きである。明確にKっぱ寿司を意識している。回転寿司でたこ焼きといえばKっぱ寿司のたこ焼きが一番に思いつくだろう。こちらは100円で3個という値段設定である、微妙な価格設定すぎてあまり注文する人はいないかもしれないが、寿司のシメに結構美味い。

 くら寿司はそんな最強の冷食たこ焼きに対抗するために満を持して出してきたのがくら出汁たこ焼きである。ただ単にくら出汁にたこ焼きを3つ入れただけの商品ではない、入れれば美味そうだからといって簡単にメニューにならないのはくら寿司特集の番組で皆もよく知っているだろう。おそらく商品開発に3年以上は掛かっているだろうこのくら出汁たこ焼きは、くら出汁の持つ旨味を完全に分かっている調整なのだ。

 くら出汁はとにかく混じりっ気なしのストレートな美味さなのだが、ストレートゆえに変化が無いのが唯一の欠点である。しかしその欠点をあえて暴投気味なたこ焼きによってカオスな調律、混沌による統治、光と闇は表裏一体というこの世の真実に気づかせてくれる。たこ焼きのジャンク感と材料に使われた紅ショウガのアクセント、ザ・粉モンともいえるたこ焼きがくら出汁と重なる事により「椀ダネ」と呼べるぐらいに昇華されるのだ。

 さらに前述したKっぱ寿司のたこ焼きが3つ100円な事に対してもアドバンテージを得ている、くら出汁単体が100円、くら出汁たこ焼きが150円。差は50円である。たこ焼きだけを注視すれば50円で3つという事になる。これは細かいようだが、2倍の差なのだ。わかりやすく例えると2皿リングと1皿の差である。注文すれば注文するほどこの差を感じる事ができるだろう。たこ焼きを平均的な30個食べるとすると、なんと500円である。ハァー次はティラミスか……

余談だけど、ゆず漬けぶり凄く美味しい

 全店舗にあるのかわからないけどこの「ゆず漬けぶりたたき」がかなり美味かった。


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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」