趣味としてよく半額クーポンに踊らされてカラオケに行くのであるが、いつか飲んでやろうと思って毎回忘れる謎の飲み物「カラオケボイスドリンク」をついに飲んでみた。いきつけのジャンカラにヒトカラで入る時によく飲み放題のコースを勧められては断り続けるのだが、「今日はカラオケボイスドリンクの気分なんで」という紳士的な断り方ができた。おそらく今後は裏でカラオケボイスマンとでも呼ばれているのだろう。今日はこのカラオケボイスドリンクが本当に効くのかどうか、どんな味なのか、値段などを書いてみようと思う。

商品名 カラオケボイスドリンク
メーカー 美ボイス推進委員会 powered by avex
場所 ジャンカラ
価格 280円

そもそも「効く」とは?

カラオケボイスドリンク そもそも「効く」とは何だろうか。カラオケのボイスに対して効くわけであるが、ボイスに効くと具体的にどうなるのかが不明瞭である。これは飲む側の意識としても考えさせられる。例えば「音程が合って歌が上手くなる」「出なかった低音や高音が出るようになる」「採点で点数が上がる」ような類の効果を求めて飲用する人もいるだろう(ここらへんは以前流行っていたプ○ボイスなる商品の影響もあるかと思う)。実際の所、歌が上手くなる栄養成分なんてものは無い

喉ケアが目的

 つまり、カラオケボイスドリンクというのは喉ケアを目的としたドリンクである。歌や声は喉(声帯)を使って出しているので、この部分のケアが疎かになると満足に歌えなくなる。特に乾燥している状態で大声を出したりすると喉にダメージが残りやすい。カラオケでは定期的に水分を摂るのが大事なのだ。これは登山と同じで「喉が渇いたな」と感じる前に声帯を潤すために水分補給をしておこう。

 カラオケボイスドリンクの中身には「はちみつ」が含まれており、これが喉を守るのに役立つのである。はちみつには水分保持作用があるので、喉を通って数分はおそらく喉の調子がブーストされるわけである。喉へのダメージ、いわゆる喉の炎症を抑えるという意味では効果あり。

カラボイドリンクの味

カラオケボイスドリンク この手の飲み物は味が重要である。基本的に効きそうな味で無いとダメなのである。早速飲んで味を確かめてみよう。

 「梅ガムの搾り汁10%のスーっとする砂糖水」である。
 これは梅酒っぽいとか、梅の香りが、とかそういう表現ではなく梅ガムの搾り汁である。リンゴ果汁なども入っているのだが、梅エキスという成分が味のほとんどを持っていってしまっている。後味は爽快感のあるスーっとしたミントのような風味を感じる。ここらへんはハーブエキスがほどよく作用していると考えられる。飲んだ感じでは「おっ、効きそう」となったのでプラセボ効果はバツグンである。本来の実力が緊張などで発揮できないカラオケマンの心のリミッターを外してくれる

いつ飲めばいいのか?

 喉ケアが目的ならばカラオケの後に飲むのがベストなのか。と考えていたのだが、どうやら「歌う前にも歌った後もこれ1本」というわけらしい。私はヒトカラしながらCメロが終わった後の間奏18秒ぐらいの間に「この曲は最後サビが半音上げ転調シリーズなんだ、頼むぜKVDッ!(カラオケボイスドリンク)」と言いながら10mlずつぐらい飲んでいた。気持ち的に乗り切れた気がした。

 どうやらカラオケボイスドリンク側にも「1日1~2本を目安にお召し上がりください」と書かれていた。歌う前や歌った後というのは1曲単位ではなく、カラオケする前、終わった後という感じである。成分などを見ているとカラオケ後のほうが良さそうな気がする。はちみつの殺菌効果によりカラオケで喉に軽いダメージ(喉粘膜の炎症)を食らった状態で、病原菌などで感染するリスクを下げられる可能性があるからだ。

 ちなみに「リンゴ酢」「シトルリン」や「オルニチン」なども含んでいるため二日酔い防止や疲労回復などにも効果が期待できるそう。ただしお酒(アルコール)とカラオケは喉に悪いのであんまり推奨しない。酔った状態では体が水分不足になりやすく、そんな状態で喉を酷使すると間違いなくダメージが残るからだ。

カラボイドリンクの種類や価格

 カラオケボイスドリンクは色んなカラオケ店とのコラボとしてカラオケ店オリジナルパッケージで各種店舗に並んでいる。どこのお店でも内容は変わらないので一緒である。違うのは値段設定だけである。簡単に調べてみた所、私がよく行くジャンカラで280円。カラオケ館で380円。詳しく知らない地域では300円など、大体280円~380円の範囲である。
 またカラオケ館ではカラオケボイスドリンクを使ったカクテルなんてのもあった、ちょっとレベルが高すぎて私では理解できないメニューである。澄みわたるボイスなどはおそらく梅酒に梅エキスなので梅の味しかしない。口の中に梅味が残ることになりおそらく澄みわたらない。

 ネットでも購入できるらしく50本で13500円とかになっていた。1本あたり270円である。もうここらへんから怪しいオカルト商品臭が漂ってくるが、そういう商品が大好物な小林であった。ヒトカラ行ってきます。


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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」