『貞子vs伽椰子』MX4Dで観た感想

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こんにちは、小林です。
いやぁ観てきましたよ『貞子vs伽椰子』(軽いネタバレ含むのでこれから観る人は注意
そもそもMX4Dって初めて観るんですよ、ガルパンの時は結局行かなかったので初ですよ。
(よく考えたらUSJでセサミファッキンストリート4Dとか観てた気もする)
 

3000円という表示

3D特別料金300円ってのは知ってたので、まぁ2000円前後かなーって思って表示された金額。
「3000円」一般料金1800円+MX4D1200円。
結構な衝撃を受けましたね、貞子vs伽椰子で一番怖かったシーンかもしれない。

と、さすがに3000円はどうしようかと思いTOHOシネマズなんばのページを見てると
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シネマイレージ会員1100円Weekがやってたので結局2300円で観ることにしました。
自分でMX4D/4DX薦めといて観ないってのもアレですしね。
映画館で初の4Dで結構緊張しました、シアター前のロッカーに荷物を預けて席にGO。
MX4Dの席もといシートは動くだけあって前後の間隔も広い、足を伸ばしても前の席に当たらない。
席の高さも前の人を全く気にしなくていいぐらい高いので観やすかったです。
 

本編

映画の予告編からマッサージ機能がON、ブルブルと揺れるわ腰の当たりトントンとされるわで心地が良い。
キングオブエジプトがマッサージ映画かと思うぐらい、お尻と腰のいいポジションを攻めてくる。

予告編もササっと終わり、ついに貞子vs伽椰子の本編スタート。
貞子についての復習のようなシーンが続くので、全く予備知識無しでも楽しめると思います。
登場人物の一人である森繁教授が実にオカルト的魅力のあるキャラなので見入ってしまった。
都市伝説の一つとしての「呪いのビデオ」に関する知識が豊富にあり、貞子を研究している人物だ。
ミーム学やマインドウイルスなど、かなり突っ込んだ所まで貞子の核心に近づいている。
残念ながら前半最後の頭突き対決で負けてしまう、もう少し彼の考える貞子像を詳しく知りたかった。

 

バケモンにはバケモンぶつけんだよ

いつ来るのかドキドキしていた、ほぼ今回の主人公と言っても過言ではない経蔵の登場だ。
シュッシュッシュと手で空を切り除霊を行う経蔵、百戦錬磨のラノベ主人公ばりの余裕発言など。
(ブブブブブ)バケモンには(水プシュー)バケモン(ガタガタガタガタ)ぶつけんだよ(席ドンッ)
ぐらいのMX4D効果を期待していたのに、何の揺れもプシューも無かったのだけは心残りである。

そんなこんなで呪いの家で呪いのビデオを見る作戦が実行される。
呪いのビデオがVHSのクセにやけに解像度が高い、砂嵐すらも高解像度である。
登場人物の有里なんかは貞子と対面するまでの3日間に、結構な人数が目の前で死んでいるわけだ。
なんともすごいメンタルである、心理描写を詳しく書き始めたらキリがないから都合よく受け取ろう。
 

テンポは良かった、怖さはどうか

ラストはそんなに衝撃でも無かった。続ける余地を残して終わらせた感じではある。
全体的にCGに頼りすぎると怖さが出ないということが分かった、なにもかも吹っ切れてアクション映画になってるものかと期待したがホラー要素も残っていたので中途半端だったイメージだ。
貞子と伽椰子の二人にスポットを当てているためテンポは良かったが、そのテンポの良さで肝心の怖さが薄れてしまっていたのではないか。
そもそも、私が劇中で一番驚いたシーンは猫が登場するシーンである

でも最後の聖飢魔Ⅱの歌は良かった、かっこよかった。どうせならリズムに合わせてドンドコ席が動いてくれたら良かった。
 

4DX/MX4Dで観る価値はあるか

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そらね、もう観てしまった以上ね、薦めないとなんか自分だけ損したみたいになっちゃうジャン?
作品自体が3D版では無いので、そこまでアトラクション性は無いです。
本編とおよそ関係の無いMX4Dの機能をフルに活かしたコーヒーの香りが楽しめます。
そして幾度となく繰り返される無慈悲な水の噴射、こいつがかなりの厄介度。
ほぼ右斜め前からくる水鉄砲に毎回眼鏡を拭く隣人、女性は顔右側の化粧直しが必須だろう。

結論:MX4Dである必要はなかった。

全体的に手厚くてモリモリのオモテナシでした。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」