手で回す球「健身球」の魅力を紹介したい

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 週末にトレジャーハンター爺からこの「存在は知っているけど名前を知らない鉄球」を買ってきた。
 よく悪役のボスが回しているアレだ、顔に影が入ってスーツ姿だったりすると似合う。自分の手下がやられた時に鉄球を砕ける握力があるとなお良い。ちなみに調べたところ握りつぶす前に自分の手が潰れるらしいので試すのは止めておいた。
 どうやらこれは一番オーソドックスなタイプらしく、何十年か前に日本で流行っていたものらしい。
 皆さんにもぜひこの回転感を味わってほしいので、なんとか手にしたくなるように紹介したい。手に取って「なんだこれ」と思ってほしい。
 

生まれは中国の健康法

 そうだ、まだ名前を書いてなかった。毎回「名前の知らない鉄球」と間違った翻訳みたいなのは使いづらいので書いておく。「健身球(けんしんきゅう)」である
 生産地としては中国の河北省保定市が有名のようだ。
 私が持っている見たまんまの鉄球以外にも、金メッキが施されたもの、陰陽太極図が描かれたもの、自然石で作られたものなどラインナップが多い。
 また大きさに関しても直径35mm~52mm程度まであるので自分の手の大きさにあったものを選ぶのが良いとのこと。
 この健身球は中が空洞なっており、回すと鈴のような高音と低音が出る。この音もまたリラックス効果があるのだ。
 

鉄球の回転のさせ方

 片手に2つの鉄球を乗せ、それをクルクルと回す。まずはこれで鉄球の感じを掴もう。最初はやりやすい回転方向があると思うが、逆方向にも回そう。
 慣れてきたら鉄球同士が衝突しないように手の平全体で回すのだ。鉄球を落としそうになったりするが、何回もやるうちにできるようになる。
 「十指連心」という言葉がある、十本の指は脳に繋がっている。利き手じゃない手で卵を立てる事が脳に良いように、指を動かす事が脳のトレーニングになるというものだ。
 
 さらに上級者向けの技術として、鉄球を3つ4つと使用する方法もある。
 また鉄球の動きを追うのでは無く、何かをしながらついでに回転させることができれば熟練者である。
 自然の中から黄金長方形を見つけ黄金の回転を得られれば皮膚の硬度を変え銃撃から身を守ったり、相手の肉体を捻じ曲げたりもできる。
 

個人的な効果の感想

  • 達人のように最小限の指の動きで回すのは非常に難しい
  • 特にすごいアイディアを閃いたり、やる気が出たりすることはない
  • これ回すの上手くなってどうするの、という疑問
  • 悪役って健康に気をつかってるの、という疑問
  • オカルト的な健康法で見てて健康的な気持ちになれる

 といったものである。参考にしてほしい。今回は以上である、それでは皆さま良い健身球ライフを!

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」