おばけ屋敷「ゾンビミュージアム」と「人形塚の家」の感想など

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 お盆中、コミケにも行かず、かといって帰省する先も無いので大阪周辺のお化け屋敷に攻め込んでまいりました。
 1件目は心斎橋大丸で開催されている「ゾンビミュージアム」、2件目は道頓堀中座くいだおれビルで開催されている「人形塚の家」です。どちらも繁華街のど真ん中ということでホラーな雰囲気はゼロでした。
 ゾンビのほうは8月22日まで、人形塚の家は9月11日まで開催しているということなので間に合ったか。

 

ゾンビミュージアム

 恐怖のウォークスルー型アトラクション~ ゾンビミュージアム
 2016年7月29日(金)~8月22日(月)
 大丸心斎橋店 北館14Fイベントホール

 百貨店のイベントホールを借り切っての開催なのでアクセスは抜群。
 
 バックストーリーにも力を入れているのだが、本気で怖がらせるためにはもう少し現地でも設定に入り込めるような配慮が欲しいところ。特に目立った混雑もなくスムーズに入れた。5組程度で説明を受けるが、ここでは「走らない」「触らない」といった注意であった。
 中では自分で歩いていくウォークスルータイプのおばけ屋敷、ゾンビの展示など視覚の気持ち悪さはよくできていたが、脅かし方としてはあまりグッとくるものは無かった。そもそも私はUSJのバイオハザードザリアルでタイラントにマジパンチを一回受けているので怖くなかった。
 おばけ屋敷では驚かなければ損なのであまり警戒せずに無意識に行くほうが面白い
 残念なのは音を出すための仕組みが最初に入った5組が全員出ていかないと再セットできない点だろうか、後のほうに出発すると大きな音にビクっとできない。

 一番怖かったのはいつの間にか後ろについてきていた日本語の通じない中国人のおじさんであった

 

人形塚の家

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 中山市朗監督 おばけ屋敷・人形塚の家
 2016年7月30日(土)~9月11日(日)
 大坂道頓堀・中座くいだおれビルの地下1階

 中山市朗監督といえばオカルト研究家で有名だ。そんな監督がプロデュースしたおばけ屋敷が「人形塚の家」である。
 こちらは過去にサイゼリアが出店していた場所だったので思っているよりも広い。そもそもここのサイゼリアは怖かった、何かこう黒いモノが見えるのだ、私は霊感などは強いほうでは無いがはっきりと見えることもあった、地面を這う黒いモノが

 最大で5人というのも恐怖感を味わうにはギリギリだろう。できれば2人が良さそうであるが……
 決して離さないで、と渡される赤い紐。人形を入れるためのオフィスから書類が持ち出されないように配慮されたクリアバッグや、謎解きゲームのような口調のお姉さんと始まる前からなかなかワクワクさせられた。
 
 ゾンビとは打って変わって直接脅かすよりも空気を読んで脅かしてくるのが良かった。一度何も無いと思ってスルーした所をちょっと戻って調べてみたりすると脅かされたのが良かった。5MB(マジビビリ)ぐらい。
 隣で同時開催のミニ怪談ライブみたいなのが非常に人気だったのでそっちも聞きたかったが時間が無かったので寄ることできず。

 

おばけ屋敷

 脅かすほうも驚くほうも難しいのがおばけ屋敷である。参加する側として、どうしても絶対的な安心感があるので驚くことは難しい。なんとか世界観やその空気に入り込むことができたらいいのだが、それも難しいだろう。
 

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」