脳(プレイヤー)が体(キャラクター)を動かしている
人間の体は脳によって制御されているのは理解しているはずだ。
しかしそれを実感しているかと言われれば話は変わってくる。こうやってキーボードを叩く指令ですら、脳が出している信号として捉えることは難しい。
呼吸や二足歩行時の滑らかな筋肉の動きなんかは意識してやっているわけでもない。
こういった一連の動きは脳にプログラミングされているのだ、そして最適化されている。
最初は大変だった二足歩行も今では無意識にできているのは、このプログラミング能力にあるのだ。
プログラミングによって作られた自意識
私たちが自分を認識したのはいつだろうか、5歳ぐらいの記憶なら残っているが、そのころはまだプレイヤーとして新米すぎた。
次第にこういう時はこうすればいいのだ、という事を教えられ自分で学びプレイヤーを作っていく。それと同時にキャラクターである体も成長する。
プレイヤーという存在とキャラクターという存在が両立して一人の人間ができているのだ。
しばしばプレイヤーの考える像とキャラクター像が一致しないことがある、どちらかをすり寄せて行く必要もあるだろう。
メントレの基本は脳体一致
トレーニングとは、理想像と現実像を近づけることにある。
しかし、現代のトレーニングでは主に体であったり技術であったりという部分を鍛えて理想に近づけようとする。
「理想像を引き下げる」や「現実を受け入れる」というトレーニングは教えられない、むしろ否定意見さえある。
厳しく設定した目標を下げることは間違いではない、達成できない目標というのは設定ミスなのである。
目標は下げていいのだ、それは自分に甘いというわけではない。
プレイヤーを鍛える
プレイヤーである脳を鍛えるとは一体どういうことなのか。
実はこの記事を読み進めていること自体がメントレになっている。プレイヤーとはつまり知識の集まりによって作られる集合体なのだ。
小林RH
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