牛丼カレー食べ放題、金太郎に初めて行ってきた

 SNS界隈で盛り上がっている牛丼カレー食べ放題のお店。何が盛り上がっているかというと、飲食店ではなく”ビデオ試写室”というお店でのサービスだからだろう。期間限定ではあるが1時間100円、2時間500円のサービス価格もあることから「100円で牛丼カレー食べ放題」という謳い文句が飛び交っているワケだ。

 というわけでビデオ試写室に行った事のない私が3日間ぐらい悩んでようやく牛丼を食べてきたので、入店から牛丼までをレポしていきたいと思う。

会員登録、身分証などは必要なかった

 まず入店して「初めてなんですけど……」と若干サンドウィッチマン伊〇さんの雰囲気のある店員さんに正直に打ち明けるとめちゃくちゃ詳しく説明してくれた。コースはDVD&ネット、ネットのみ、VRコースと3種類あり料金やシステムが違ってくる。基本的に利用時間を告げてからの前払いシステムである。

 また驚いたのだがネットカフェ等と違って会員登録や身分証面書の提示など求められなかったので気軽に入店する事ができた。正直60分100円といいつつ、会員登録で300円ぐらい取られて登録情報のための安売りかと思っていたがそんな事は無かった。

 ちなみに利用時間が6時間以上だと館内着も貸し出してくれるそうだ。そういえば昔知人が「ビデオ試写室はめっちゃ寝れる」とホテル代わりにしていたがなんとなく理解できた。ネカフェより良いかもしれない。

DVDコースの難所、DVD選び

 とりあえず基本的なコースというわけでDVDコースを選択してみたが、伊達さん曰く「入店する前にDVDを7本までお選びください~」という。いきなりの難所である、そもそもの目的は牛丼カレーでありエロいDVDを探しに来たわけではないのだから……。郷に入っては郷に従えという事でDVDコーナーを物色することにした。新作ほど手前に並べられている。

 一通りマニアックコーナーを見切った後に「やっぱり特に視たい作品がない、というか牛丼が食いたい……でも今さらDVD持たずに受付に戻ると伊達さんがガッカリするかもしれない」と色々考えていると“一般作品”コーナーがある事に気づいた。しかも、かなりのVシネラインナップである。

 あまりここでは触れていないが私、小林は結構なVシネファンである。往年のヤクザ映画から特撮ヒーロー作品まで色々と視聴している、とまぁ脱線しそうなので「日本統一×すじぼり1巻」を持って行くことにした。こいつは日本統一とのコラボ作品なのだがコラボするのは最終話付近らしいので1巻は「すじぼり」部分の3話である。

2時間コースになっちゃった

 早く牛丼食えよ!と思っている読者の方もいるだろうが、DVD1本見るとなると90分ぐらいかかるので1時間100円だと間に合わないわけだ。しかもVシネの「抜きどころ」といえば事務所にカチコミに行く時だとかヒットマンを送り込む時のチャカだけなので早送りなどはできない。仕方ないので2時間コースにした、500円である

 部屋は完全鍵付き個室で防音、というが結構店員さんの”声だし”が聞こえてくるので本当に防音なのかは不安になる。「金太郎花太郎グループへようこそ~」は絶対に言わないといけないらしい。よし、牛丼食いに行くぞ。

牛丼カレーは完全に分かれたイートインスペースで食える

 フロントで入店バインダーを渡して「牛丼食べます!」というと、このイートインスペースに案内される。完全にセルフでご飯、カレー、牛丼、コロッケ、味噌汁を思う存分食う事ができる。たくあん、福神漬け、紅ショウガもある!

 冷水やみそ汁用のお湯などはウォーターサーバーを利用できるぞ。食器はシンプルにカレー用皿、牛丼用お椀、味噌汁お椀の3種類だった。ネカフェのように席で食べるスタイルじゃないのが新鮮だった。

 コロッケはこんな感じ。なんかモッチリしてて独特のコロッケ

 東住吉店の席はこんな感じで仕切りで分けられていた。6席あるので混んでいる時は待ちがあるかもしれない。予想以上に清潔感がある、掃除が行き届いている印象だ。卓上セットは七味、醤油、ソース、謎のスパイスが揃っている。

 金花亭辛みスパイス!

牛丼の登場

 待ちに待った牛丼、かなり良いと思う。正直実物を見るまではまだまだナメてました。サービスで付いてくる牛丼なんて……と思ってました、すみません。牛丼チェーンに負けてないというより勝っているまであるクオリティ。肉が一枚一枚デカいんですよ、もうレトルトで煮詰めてボロボロになった牛肉をイメージしてたのでかなり裏切られました

 なんてったってこれが肉の量思いのままというのがさらにアツいですね。ご飯無しで牛皿だけっていうのもできます、しかも食べ放題という。むしろDVD見れる部分がサービスなのでは? と勘違いするレベルです。

 カレーのほうも食べましたが写真を撮るの忘れてました。カレーは先ほどのスパイスを入れて辛さを調整する系なので元の味は甘めでした。これが牛丼の具と相性抜群で周りのみんなはカレー牛丼を一皿に盛って食うスタイルでしたね。

大満足でVシネを見て飯食って500円

 ちょうどVシネを1巻3話分見て90分前後、牛丼食べて20分ぐらい。2時間コースもあっという間に終わってしまい退店。最後まで追加料金的なモノは無し。今回見た作品はあと7話分あるのでまた視聴しに行かないといけない。やるなぁ、ウマいぜ金太郎花太郎グループ!

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」