松屋の6時間しか食べれない「あんかけ肉たま丼」
聞いたことがあるだろうか、松屋で6時間しか食べる事のできない幻のメニューを……。1日の中での6時間、4分の1日。普通に考えると松屋に来店する4人に1人しか食べられないメニューなのだ。私は特にそんな噂も何も知らずにただ松屋からのクーポンでカルビ丼を食うぞ~という気分で松屋にやってきた。
まさか松屋人類の25%になれるとは思いもよらずに……。
昼限定のメニュー
このあんかけ肉たま丼はどうやら昼の11時~17時の間のみ販売しているらしく、いつも夜に松屋に行くスタイルの人だとメニューポスターだけは見たことがあるという人も多いだろう。松屋の牛めし以外の丼メニューはなかなか個性的なのが多いので、この肉たま丼も非常に気になる所だ。しかも安い、290円で味噌汁付きとはなんというコスパだろうか。
さすがランチタイム、提供も恐ろしく早い。話を盛ると半券を見せると同時に肉たま丼が提供されたぐらいだ。
松屋ドキドキの味変タイム
スプーンが付いての提供となる。このメインのあんかけ部分はほのかに生姜の風味が感じられる和風なあんかけだ。ノーマルな牛めしにこの餡をかけたものとなっている。天津飯のような口触りなので食べやすい。とりあえず体力が無い時に栄養を取らないとだめな時にもおすすめできるレベルである。
松屋といえば卓上に置かれたドレッシング各種、焼き肉のタレ、バーベキューソース、カルビのタレ、ポン酢などと他の牛丼チェーン店とは一線を画す味変パラダイスである。通常の牛めしならば七味とカルビソースなどがストライクなのだが、これは和風であり下手に手を加えると台無しになりそうなデリケートな丼だ。
悩みに悩んでここは紅ショウガとポン酢という刺激が強い方向に持っていく事にした。そもそも私はカルビ丼の気持ちで松屋に来ているのでこのあんかけ肉たま丼は少しインパクトが薄かった。紅ショウガで生姜という長所をさらに伸ばし、ポン酢の酸っぱさによってよりジャンキーな、中華でいう所の酸を追加するのだ。
するとどうだろう、あっさりとしたあんかけ肉たま丼がいつも通りの紅ショウガと七味を入れまくってその味しかしない失敗した牛めしになってしまった。皆さんはこの失敗を活かしてあんかけ肉たま丼をより美味しく食べられるような味変を追及していただきたい。紅ショウガは少な目だと味とマッチしていた気がする。次に狙うはごまドレッシングと考えている。
小林RH
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