【スシロー】匠の一皿 第2章 独創編の第1弾というややこしい寿司を食べた

 匠の一皿 第1章が終わってしまい、もうスシローの独特な寿司は食べられないのかと思っていた矢先に発表された匠の一皿 第2章。独創編と銘打って登場した今回の匠は3人。第2章はどうも職人よりも店舗と食べログ評価を推してくるスタイルらしく、食べログ1位!とか食べログ評価4.18!とかガンガン推してきて「情報を食わされている感」が半端ない。そういえば匠の一皿のラストもブログには書いていないが情報を食っていたような気がする。

 第1章のラストは書いてなかったけどこんな感じでした。匠の一皿シーズン1で一番売れたヤツが一皿に会する、まさにコンセプト通りのメニューでした。謎のお品書きが付いてくるのが良かったですね。味覚と視覚で味わう匠。

 というわけで第2章の第1弾、インパクト甘海老と鱒の介寿司を食べてきた。

始まりの皿 インパクト甘海老

 情報が見える、インパクトの掴みはばっちりの文字情報。フレークがすしは瞬間にいっぱい甘海老の特長です。匠の一皿に関して毎回思いつつも強制したくないので考えない事がある。「匠はこの作品に対して醤油やわさび、甘ダレなどを付ける事を考えているのか?」という疑問である。匠の考案する寿司はほとんどソースまで凝られているので何も付けずに食べるのだが、このインパクト甘海老はちょっと醤油の塩辛さが欲しくなった

富山鮨し人流 鱒の介寿司

 続いては富山鮨し人流 鱒の介寿司。スシローの匠の一皿新商品初日あるあるのちゃんとした商品が届かないパターンは健在、おそらくレモンを忘れているはず。3つの食べ方で贅沢に、がコンセプトなのに2種類といった感じ。こちらも先ほどの醤油の有り無し問題が気になる皿であった。右の押し寿司は完成度が高く、匠の技を感じられるメニューだった。本来はレモンの香りでいただくであろう真ん中の脂のノった鱒はもはや通常のとろサーモントラウトを食べているような感触で特別な感じはなかった。味の違いがわかる人向け

とろけるアブラボウズ炙り

 ここからは「とろとろ祭り」のメニューを食した。まずはとろけるアブラボウズ、生と炙りのセットである。これは美味いと確実に言える寿司。深海魚のカサゴ目ギンダラ科のアブラボウズは回転寿司オカルト昔話での「クエの偽装魚」として有名である。カサゴの中で一番巨大で体脂肪率40%超えの肥満体で、食感は堅めのトロといった感じで是非ともこの機会に食べておきたい寿司。醤油は有り。

 とろける馬刺しねぎとろ。世間でウマ娘が流行っている事に乗じたスシロー渾身のインパクト馬刺し。堅そうに見えてかなり柔らかい。ウマの脂の融点は牛よりも低いので口の中でとろけるように溶けていく。脂なので海苔とも相性が良いという匠のアイディアが光る一皿であった。

今回の3人目は4月後半に登場予定らしい

 匠の一皿第2章、まだ見ぬ3人目(3店舗目)は4月の後半に登場するらしい。食べログ評価は驚異の4.34。この3人目、イチリンハナレの斎藤シェフは非常に気になるコメントを記している

今回の『匠の一皿 第二章 独創』では、すしと醤油の関係に着目。すしは、なぜ醤油をつけて食べるのかという部分から探求し、これまでの常識を覆す新しい食べ方を提案。

匠の一皿 イチリン ハナレ 斎藤シェフ

 めちゃくちゃ疑問に思っていた事を解消してくれそうな期待が高まる。常識を覆す、醤油自体を寿司ネタにしてしまう可能性すらある。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」