【スシロー】上級者向けすぎる匠の一皿イチリン ハナレ編
肉だ、ローストビーフだ!と肉を全面的に出しているスシロー。だが新メニューの裏にみんなが待っていた匠の一皿の新弾が増えていたので早速食べてきた。もはやスシローはこの匠の一皿を食べに行く場所になっているぐらいには集客に貢献しているメニューだと思う。
私ごとですが、一番近所のスシローが4日ほど休業して店舗がグレードアップしてました。何が変わったかというとお湯で手を洗うマシーンが押し込むタイプではなく捻るタイプになってました。個人的には魚〇べいとかで採用されているシャーーって出る節約シャワーヘッドみたいなタイプが好きです。
食べログの評価や情報を食うスシ
「名物タレで食べる寿司4種」というメニュー。今回もしっかりとお品書きの紙が付いてくるので一緒に食べよう。見た目はちょっと白が多くて淡白な感じがするし、スシローで初日に新メニューを注文すると絶対に何か忘れられる件の炙り帆立が炙られてない、も発動しているが気にせず食べよう。シリーズで初めての匠の一皿への疑問、ひいては寿司自体への疑問といった「寿司に醤油は必要なのか」という命題に答えてきた感じである。
下手するとこのタレ部分が匠最大の部分だったりするのでじっくり味わいたい。見た目や事前情報のパクチー有り無しの選択肢から、ほとんどベトナム料理やタイ料理に使われる系の味だと予想して食べてみる。辛さはそこまで無く、甘さや酸っぱさというのを感じるタレ。概ねの予想通りタイ料理のタレに近い味だった。中華のマーラー系とはまた違った味なので確かに新しい。
海老、ホタテ、鶏、真鯛の4種にこのタレを絡ませて食べるスタイル。今までの匠の一皿だとすでにタレが塗られた状態で提供されてきたのだが、自主的にタレに付けるスタイルである。「醤油が必要か」という命題のさらに超えた先「寿司にタレってどのくらい付ければいいの?」にブチ当たってしまう。ネタにちょっと付ける派もいれば、寿司をサイドに倒して4面ある内の1面全体に付ける派、シャリには付けないがネタ全体に付ける派など何が正解かは未だに議論が続いている問題だ。私はパクチーにタレを絡ませてそれをネタにのせて食べる派で攻略した。
からの麺。これは失敗。
明確に失敗だろと言えるのがシメとして麺をタレに付けて食べようと書いてあった所だ。スシローの麺はいつもの麺なのだが、単品の替え玉だけを注文したことのある猛者なら分かると思うが結構小麦のクセが強い。肯定的に表現すると麺自体に味がある。
タレの量もそこまで多くなく、まぜそばのようにするにはタレが圧倒的に足りない中で麺自体の味がタレを凌駕するほどの主張をしてくる。タレの量不足感が否めない、かといって注文者全員が麺で〆るわけでも無いのでタレを入れすぎると余るという現実。これなら別にお品書きに麺を入れる必要が無かったのでは……と思えてしまう。ちょっと残念。
麴漬けシリーズが美味い
麹熟成ネタが増えていた。こちらは店内で麹に漬けて熟成させているらしく、普段のネタにひと手間加えた感じで美味かった。サーモン、いか、びん長まぐろと3種類があった。
ウマ肉のローストが一番美味かった。
小林RH
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