「ゴム報知新聞」から知る興味深い業界紙の世界
ちょっとした壊れ物を送るために梱包材に古新聞を使うことになった。といっても私は紙媒体の新聞は取ってないので手元に無かった。
とりあえずQタロー氏に頼んでみた所、知り合いから新聞を貰ってきてくれたのだ。
スポーツ新聞あたりのぶっとんだ記事が載ってるヤツを期待していたのだが、持ってこられた新聞はさらにオカルトじみていた。
その名も「ゴム報知新聞」である。
ゴムの事しか書いてねぇ
もう梱包の事なんか忘れてその新聞に釘付けになっていた、ゴム縛りになっていた。
調べてみたところ、ゴム報知新聞とは株式会社ポスティコーポレーションが発行している週刊紙である。
一面からゴムの価格が載っていたり、どこから読んでもゴムの事しか載っていなかったりとゴム業界人以外にとってはオカルトそのものであった。
ゴムベルトの事が5割、タイヤ3割、ゴムの偉い人のインタビューにコンドーム記事。広告はほとんどがゴム、たまにゴルフ。といった尖りまくったメディアである。
とりあえずパラパラと読んでみたが、ゴム業界に詳しくなった気がしてくるので面白い。
業界紙と呼ばれるメディア
そういえばこういった専門紙は読んだことがある。競馬新聞などの公営ギャンブル予想紙である。
ゴムという未知のジャンルのせいで衝撃を受けたに過ぎず、ゴム業界人であれば普通なのである。
飲み屋の会話なども、もしかしたら「あのゴムベルトがさぁ、というよりラジアルタイヤすげー!」みたいなので盛り上がっているのだろうか。
こういった業界紙や専門紙というのは他にもあるそうだ。
いくらか調べてみたところ、そんな業界もあるのか!という気分になったので紹介したい。
気になる業界紙
- 「ベーカーズタイムス」 ─ パンの事しか載ってない
- 「板紙・段ボール新聞」 ─ 段ボールの事しか載ってない、梱包に使うと効きそう
- 「ドラッグマガジン」 ─ やばそう
- 「プロパン・ブタンニュース」 ─ もはや特化しすぎてすごい
- 「家具新聞」 ─ 見てみたい
- 「日本屋根経済新聞」 ─ 家の数だけ屋根はある
- 「外食レストラン新聞」 ─ 一番身近で興味がある
いくつか興味が出たのを挙げてみたが、どうだろうか。業界紙で検索していただくと他にも出てくるぞ。
業界紙を調べている間に「学会誌」というさらに特化したメディアもあると知った。これはもはや業界があるのかすらわからない特殊なものもたくさん出てきた。
日本雑草学会の季刊誌である「雑草研究」や、東京法令出版が出している実務と教養に資する犯罪捜査の専門誌「捜査研究」などオカルティックパワーが上がりそうなのがたくさん出てきた。機会があれば入手してみたい。
まとめ
世の中には未だに新発見というか、驚くことがある。ゴム報知新聞から業界紙の事を知れたのは一種のワクワク感があった。
このブログも尖らせていきたいと思いつつ、今日も食べ物の記事を書いている小林であった。
小林RH
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