十日戎で商売繁盛祈願、大阪の今宮戎(2017)に初めて行ってきた。

福笹 昨年からなかなか軌道に乗らない商売を始めてまして、どうせならと商売繁盛で有名な今宮戎にお参りに行ってきた。80%ぐらいは難波から恵美須町にかけての屋台や出店を見に行きたいという願望であるが、残りの10%は真面目に商売繁盛を願ってだ。ちなみに残りの10%はTCGのシングル価格を見にオタロードだ。
 いつもこの時期はオタロードに行くと南海線沿いに的屋(てきや)がずら~と並んでいるので気にはなっていた所。ネットで仕入れた十日えびす知識をフルに思い出しながら今宮戎を満喫してきたので、どんな様子だったかをお伝えしたい。

難波から向かってみよう

十日えびす 南海なんば駅の端から今宮戎駅までの間に屋台が出ている。食べ物系が多い感じだ。最近の屋台はドネルケバブに電球ソーダと変な方向に進化していっている。中には昔ながらの屋台もあって、餅つきや最新コンピューター使用Dr.シンの手相占い、「神秘」と書かれた診断、白蛇神などオカルトパワーが少なからずある。
dsc_1476.jpg どうやら十日えびす中は24時間テキ屋が開いているという噂もあるが、さすがに深夜にやってるかどうかは確認していない。まぁ難波だし、夜に仕事が終わる人も多そうな街なのであながち嘘では無いだろう。

朝11時に到着するも入場規制

今宮十日戎2017 境内に入る門が2つあるのか、少しずつしか入場できなかった。ちょうど入場規制が始まったのか、私が並んだ後ろにはかなり長い行列が出来上がっていた。すでに中から「ショーバイハンジョDEササモテコイ」と洗脳ミュージックのように流れてきており、微妙にズレた2か所からのミュージックで少しずつ心のエベッサン化が進み始める
dsc_1481.jpg 福笹と呼ばれる竹の笹は無料で配っている。入口だけかと思ったが、本堂横でも配っているのでまずはお参りに向かう事も可能だ。むしろ福笹を頂いてからはジャングル迷彩のようにみんなが笹を掲げているので前が見えない、笹が目に飛び込んでくる、片手が笹で塞がれる等の非常に難易度が高い参拝になる。私がもう一度、今宮戎に行くならまずは本堂を目指す。あと福笹は良いのが出てくるのを待っている人も多かった。

初穂料1,500円

子宝 この福笹に飾り付けをするのだが、飾り付け1個に付き初穂料1,500円である。調子乗ってなんでもかんでもつけるとすぐに7,500円とかになって福笹も重さでグワァァーンとしなる。もうこうなるとこの人混みの中ではほぼ死ぬ。
 この時、できる限り福娘の人に付けて貰うとさらに福があるといわれる。人気の福娘の方は行列ができるほどであり、笹どころか一眼レフを抱えたカメラマンまで行列に並んでいるぐらいだ。どうやらなんか王冠みたいなのを付けている人たちらしい。私はよくわからないまま空いている所で付けてもらった。金色の鯛のヤツはかなり重くて笹の限界重量キャパシティの50%ぐらいを占有していた。この記事のトップに画像は載せておいた。
 福笹は恵方巻で有名な恵方(おそらく今年は北北西)に飾るといいらしい。

本堂の裏にあるドラを叩く

dsc_1490.jpg 本堂で商売繁盛を頼み込む ⇒ 福笹を貰う ⇒ 福娘に福笹に子宝を付けて貰う ⇒ 最後に本堂裏にあるドラをぶん殴る
 今宮戎は最後に本堂の裏にある銅鑼を叩いて念を押すという謎の手順があるらしい、目的のドラは激混み状態なのですぐに見つけることができたが、なかなか叩きに行くのは大変だった。みんなペチペチペチペチしまくっていたので真似してペチペチしておいた。
 ここまで進むと完全に心がエベッサン化しているのでササモテコイ、ショバイハンジョなどしか喋れなくなっている人たちが増えてくる。

「熊手」と呼ばれるブツがいっぱい売っている

dsc_1479.jpg 福を掻き集めるための熊手や、それを放り込む福箕(ふくみ)と呼ばれるチリトリみたいなのがいっぱい売っている。○○っていう職人さんがもう作るのやめたからな~などと言った話声なども聞いたので、なかなか売っている店によってブツが違うらしい。どうやらこれは11日の夜に買いに行くと値切ることができるらしい。店舗に飾っておくとエンギが良い。
 縁起物だらけなので福笹を持ちながらこの地帯を通るだけでもなにか縁起が良いような気持ちになってくる。キラキラストリート。

鮎の塩焼き

dsc_1493.jpg ウマーーーーイ!

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」