【魚べい】海外で人気らしい「すしドーナツ」を食べてみる
回転しない寿司として関西に上陸してきた元気寿司グループの「魚べい」、大阪だと2店舗しか無いので東大阪・寝屋川店どちらも人気なのだ。もちろん最近の回転すしチェーンらしくネットで予約できるので、時間帯予約してから行こう。20時だしどうせ行けるだろうと行ったら79分待ちだった私が語る攻略法だ。
魚べいは何故か際どい寿司が多いのだ、どちらかというとアメリカンな寿司が多い。そんなメニューの中で見かけたのが「すしドーナツ」である。ネーミングだけ聞くととんでもない食べ物が想像できてしまう、小麦粉、魚の切り身、米、酢などを混ぜ合わせて作るお菓子である。狂気の沙汰である。実物はどうなのか、恐る恐る注文してみた(実際は79分待った後なのでウキウキで注文した)
すしドーナツ
これが日本のすしドーナツだ。箸で持ち上げてそのままかぶりつくスタイルである。えび、まぐろ、いか、サーモン、大葉+いくら、謎のカラフルあられでトッピングされている。シャリがドーナツ状になっており、握られているわけではない。スーパー寿司職人がドーナツ状に握るテクニックでもあるのかと思ったが、さすがに期待しすぎた。
某ポンデリングのように少しずつ食べていくのが正統派だろうか。しかし、この手法で行くと最終的に謎のカラフルあられ寿司という罠(トラップ)にたどり着いてしまう。シャリにあられは合わない。もう一度言うが、何か水分を含んだあられはシャリと全然合わない。
海外の本場すしドーナツを何種類か見ているとマヨネーズや炙りなどといったよりジャンキーなスタイルなので、こういうのを導入していただけると嬉しい。
細巻きもこんな感じで置けばドーナツと呼べるのでは無いか。ねぎとろドーナツ。
キッチンファイトシリーズ
魚べいは攻めた寿司が多い、その中でも元気寿司内部抗争「キッチンファイト」によって生み出された寿司ネタが優秀である。3rd抗争によって生み出された「サーモンオムレツロール」を今回食べた。もう全ての商品にニチレイ商品が使われているという、この武器で戦えと言わんばかりのスポンサーぶりである。むしろこの抗争を生み出しているのはニチレイなのでは無いか。
サーモンロールにオムレツをのせただけなのだが、これが結構マッチしている。出汁巻きでは再現できない甘味を感じる。
でも一番うまいのはまぐろたたき
このチューブから出している時の音が聞こえてきそうなまぐろたたき。「ムリッムリッ」だろうか、「ブチュッブチュッ」だろうか、様々な音が予想されるが、これが一番うまい。もうマグロのどの部分かもわからない寄せ集め感、回転しない寿司特有の客席から厨房の様子が一切見えない仕組みのフューチャー感などから実にうまく感じられる。
今回はルーレットゲームが当たらなかったので、自力購入した「すしスイングマスコット」
まぐろ、テカテカしている。
小林RH
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