まぐろパークの「はちみつバターパン」が最高に美味い
大阪堺にある大起水産の大型施設であるまぐろパーク、その名の通り海鮮を中心とした食材のスーパーみたいな場所。フードコートなどもあり食事だけでも寄ったりする。そんなまぐろパークに久しぶりに訪れた所、衝撃のポスターを見かけてしまった。「パン屋さんオープン」である。
海鮮系の食材をメインに扱い、乾物や果物、野菜なども売っている場所でついに「パン屋さん」がオープンしたのだ。まぐろパークという名前からはかけ離れたパン屋、いやもしかしたらマグロパンとかが売っているかもしれない!行くしかない!
普通のパン屋さん
パン屋さんの名前は「パン屋さん」である。特に捻ることも無く、パンコーナーというわけでもなくパン屋さん。おいおいこれじゃあお蔵入りしちまうぜ……といった気持ちでとりあえずパンの種類を見る。
スーパーグレートデカいまぐろの形のパンはあるのだが、残念ながらこれは売り物ではないらしい。ブロガーなら間違いなく購入してしまうのに惜しい所だ。それにしてもまぐろパークという看板だけでパン屋さんのパンがなんとなく魚っぽい味を想像していたのだが、今のところ海鮮要素は一切ない感じだ。
フードコートの一角にめり込んでパン屋さんコーナーがある。頻繁に焼き上がりのコールが聞こえてくるので売れ行きは好調のようだ。パンの単価はそこまで高いわけではないので種類を楽しめる。
発酵はちみつバターパンが最高
チョココロネも何やらデコレーションで遠目から見るとウオっ何か沸いて来ているッという感じだ。全体的にピザパンや惣菜パンなどが好みなのでそういった商品の紹介をするんだろうと思っていたのだが、私の考えは甘かった。ベストオブ美味いパンはこいつだ……
この発酵はちみつバターパンである。とんでもないモンスターである。パン屋のパンというと、よほどの専門店でない限り何か一つ下に見られる事が多い中、これ単品で商売できるんじゃないかという出来である。シュークリームやメロンパンなどは単品でも専門店があるのだがこのはちみつバターパンはそれよりも遥かにスイーツしている。
ちなみにこのパンはシュークリームのように中にはちみつがぶち込まれているのだが、そこらのはちみつと付いたパンと違いこれでもかという具合に入っているのだ。はちみつとパン、それにバターというシンプルで最強の組み合わせ。各配分が味の決め手となる中、はちみつをメインに据えた味は中毒者続出と言って良いだろう。
ちなみに兄弟分として練乳シュガーパンというのもあるのだが、こちらも同じぐらい美味いので是非とも味わってほしい。両方とも80円である。ちなみに焼き上がり時には写真のようなカゴで出てくるので即無くなるぞ、見かけたらチャンスだ!
おまけ:まぐろパークの様子
パン以外にもまぐろパークは日々進化している。いつもの本マグロ解体ショーはもはやショーではなく仕事場のような素早さであり、まぐろの寿司はいつも通り安かった。そのままドーンと出せる船盛なども登場しており、どういったタイミングで船盛を買えばいいのか悩みどころだ。
スモークチキンのほぐし天ぷらというまぐろパーク特有の2段階調理シリーズの惣菜も増えていた。前は玉子焼きをフライにするというなかなかジャンキーなやつだったのでこれも食べてみたが、なぜスモークチキンのままで満足しなかったのかの疑問が残る味だった。フードコートなども期間限定メニューが増えていたりといつ行っても面白い場所であった。
うーむ、順調にまぐろカウントが伸びていく。
小林RH
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