かっぱ寿司の生ハムとろ鯖の押し寿司が予想以上に美味い

 4月10日からかっぱ寿司も新年度のメニューが開始されている。天然鮪と春の旨いネタ、という事で旬のネタがラインナップされているが鮪は鮪としか書いておらず何マグロかまではわからない。あまり奇をてらわない王道のメニューラインナップで安定感が伝わる感じだ。私の中でのかっぱ寿司も以前より優先度が上がっており、ひときわデザートメニューに関しては評価が高い。フェアとは全然関係ないがベイクドチーズケーキは結構うまい

天然鮪とろ炙り

 とりあえずフェアメニューを食べておこう。天然鮪とろ直火炙りである。天然鮪としか書いていないので何マグロかわからないとなって、さらに炙ってしまえばさらに謎が深まるばかりなのだが、いつもの鮪のように感じた。本マグロなら本マグロって書いてそうなので違うと思うが、フェアのCMで並ぶ水揚げされたマグロシーンを10回ほど再生してみたが、斜め上からのシーンでは判別も難しく、目の大きさ的にはメバチマグロのような気もするが、体の黒さはクロマグロなのかな?と各マグロの解体前を生で見た事が無い(せいぜい本マグロ解体ショーでクロマグロを見るぐらい)ので素人の私では判別が難しかった。食べただけでマグロ4種を判別をできるようにどこかで挑戦してみたい。

 天然鮪上赤身ヅケ2貫。どうしてもノーマルのモノと炙りやヅケなどが同じ値段で並んでいるとちょっと手を加えたほうを選んでしまうクセでまたもヅケを注文してしまった。天然鮪が何かを特定したいのに失敗である。おそらくこの赤身の濃い色からはキハダマグロでは無いと思うので候補としてはメバチかミナミマグロのどちらか、ミナミマグロもそこそこ高級な部類なのでネタに使うとしたらインドマグロやミナミマグロと書くような気もするのでメバチの線が濃厚か…… でも関西ではあんまりメバチマグロを食べる機会が無いので比べられず。誰か正解を教えてください。味は非常にねっとりとした味で美味しかったです。

 マグロ4種類と言ったが、そういえばびんちょうまぐろを忘れていた。驚きの白さ。びんちょうまぐろって回転寿司で初めて食べて、未だに回転寿司以外では食べた事の無い魚なんですが、このとろけるような食感と味って他の魚ではなかなか味わえない唯一の存在のような気がする。プリップリの身というわけでも無く、すぐに崩れるような熟成された身というわけでもなく、変な癖もなく柔らかく食べやすい。唯一の欠点はびん長まぐろと書いている時に「びんちょう」っていうか「びんなが」っていうかで迷う点ぐらいですね。

特製はまぐり包み

 最近貝系のネタが美味しいと思ったら旬という事らしく。ハマグリも美味しい時期(2月~4月)だそうです。案外昔から貝の煮付けを具にしたおにぎりとかが好物だったので、何故寿司ネタになると少し避けていたのかが悔やまれるところ。このはまぐり包みは寿司というよりはおにぎりのような感覚でイケます

黒胡椒香るとろ鯖と生ハムの創作押し寿司

 以前から気になっていたかっぱ寿司オリジナルの創作寿司。イロモノかな~とあまり期待せずに食べたのですが、これがかなり美味い。鯖と生ハムという組み合わせが口の中で面白い事になっています。まず上にのせられた生ハムの味からスタートするのですが、途中からもちろんとろ鯖の脂が主張してきます。その脂がまるで生ハムから溢れ出たように錯覚させてくれるのが黒胡椒の存在なわけです。普段とろ鯖を黒胡椒で食べている人は少ないと思うので、こういう新しい味にコロっと騙されてしまう

 押し寿司のしっかりしたシャリの歯ごたえもいいですね。これが普通の握りだとまた違った感想になっていた可能性があります。肉寿司にそこそこ力を入れてきたかっぱ寿司だからこその発想なのか、これからもちょっと変わりつつも美味いネタみたいなのをガンガン出していって欲しいところです。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」