中華製格安3Dプリンタ(Alunar M508)を組み立てる!

 少し前から木を彫ったり、レジンを硬化させたりと何かと小物を作る妄想をするのだが、やはり行き着く所は3Dプリンタという事で、家庭用3Dプリンタもかなり手が届く範囲になってきたらしく1週間ぐらい前に手に入れた。手に入れたのは「Alunar M508」という実売2万以下のFDM式3Dプリンタ、Fused deposition modelingの頭文字を取ったもので日本語でいうと「熱溶解積層法」、溶かしたプラスティックなどを下から順番に積み重ねていく方式の3Dプリンタだ。とぐろを巻いたう〇この作り方や、GANTZの転送方式みたいなのをイメージしてもらうと良いかもしれない。

 Amazonで購入したのだが、とにかく箱がデカい。この3Dプリンタ(Alunar M508)は中華製の組み立て式であり、調べた所RepRap系だとかAnetのクローンだとか色々専門用語が飛び交うのだが、「ヒートベッド」があるという事でこれを選んだ。できれば素材にABS樹脂を使いたいのでヒートベッドがあるとかなり違うらしく、値段も相まって決め手となった。

 デカいダンボールが届いてからの組み立て時間は1日4時間ぐらい作業して2日間ぐらいだった、組み立ての際に気になった点や格安3Dプリンタがどんなものか知りたい人用に色々と書き残しておこうと思う。

まずはガワを作っていこう

 中身は大まかにフレーム部分、モーター関係パーツ、電子パーツ、ネジナット類に分かれている。説明書は同梱されていない代わりにSDカードとUSBタイプのSDカードリーダーが付属していた、工具(ドライバー、スパナ、ニッパー)なども用意されているが付属のプラスドライバーはM3ネジに全然合わなかったのでこれだけは持っていたドライバーを使った。

 全くの3Dプリンタ素人なのでSDカード内に入っているPDFと動画を何回も見比べながら製作していこうと思う。まずは3Dプリンターのメインフレームとなる部分の組み立てだ、ナットとネジでアクリル製フレームを付けて行く。これがどういう部分なのかなどは分からないがとりあえず何も考えずに動画や説明書通りに作っていこう、下手に先読みして思い込みでパーツを付けていくと必ず失敗するという教訓からだ。

 こんな感じの大きさになる。お気づきだろうが、クリアカラーである。なんというかガンプラは限定商品はクリアカラーやスケルトンという世代なのでクリアカラーに魅かれてしまうのはサガのようなものである。クリアカラーの説明書では紙フィルムを貼ったまま組み立てていたが、組み立てるパーツごとに剥がしていこう。

ヒートベッドを乗せる部分を作っていく

 完成品の写真を見てみると、この謎の棒が重要なのがわかる。次の工程はヒートベッドを乗せる部分を作る。XYZ軸でいうとヒートベッドの部分はY軸になるらしい。金属棒とアクリルフレームを付けるだけなのでそこまで難しい作業ではない、できれば直角になるようにしっかりと測って取り付けると良いだろう。ここは普通に説明書通り組み立てるだけで問題は無かった。

 ここからHな形をしたパーツを乗せる。Hな形

 このHな形をした台にベルトを付けないといけないのだが、このベルトは長いのが1本入っているだけで2箇所使うのでメジャーなどで測って切っておかなければならない。このベルトは、このHな形をした部分を動かすためのベルトなのでかなり重要な部分だ。そのくせタイラップで止めるというかなり原始的な止め方。

 Y軸用のモーターを取り付けてベルトを繋ぐ、このベルトのテンションがしっかりと張っていないと精密な造形ができないらしく気を遣うところだ。どうやらこの部分のテンションをうまく掛けれるようなカスタムパーツなどもあるらしい。

 ヒートベッドを取り付けていく。オカルトじみた紋様が書かれた金属製の板であるが、どうやら熱くなるらしい。この板が熱くなる事で素材の急激な温度変化を抑える効果があるらしく、FDM方式のプリンタではあるとないとでは土台部分の造形に差が出るらしく重要な部分なのは間違いないだろう。

 このヒートベッドは高さなどを調節できるのだが、完成するまでは適当でも良いらしい。(そもそもエクストルーダーとはヘッドが無いと調整できない)

Z軸のモーターや金属棒を付ける

 プリンタヘッドの高さを動かすZ軸、この部分は左右にモーターを1つずつ付けるのだがここの組み立ては丁寧にやったほうがいい。後々判明するのだが、このZ軸の動作方法はかなりシビアな調整が求められるので綺麗に取り付けないといけない

 モーター部分を取り付けて、金属棒を差し込んでいこう。

 横になる棒も差し込む。ここでとにかくZ軸の棒を回してスムーズに上下に動くかをチェックしなければならないのだが、どれぐらいスムーズかというのが分からないので私的には「まぁいけるやろ」ぐらいのスムーズさで次の工程に進んだのだ。しかし、後々実際に動かしてみると止まったり引っかかったりしたので、思った以上のスムーズさにしよう。ネジを緩めてアクリルフレームを動かしたり、モーター取り付けの位置をほんの数mm動かしたりと絶妙な調整が求められる。

プリンターのヘッド部分(エクストルーダー)

 Y軸(ヒートベッド)、Z軸(左右の棒)が終わったので、最後にX軸の部分であるプリンタヘッドを動くようにしよう。左右の棒の左側に取り付けたモーターと、ベルトで固定する。ヒートベッドの時にやったのと同じ作業だが、こちらのほうがやりやすかった。スムーズに動くことを確認したらエクストルーダーを取り付けよう。エクストルーダーというとなんか大剣を持ったむちゃくちゃカッコイイ騎士!みたいな感じをイメージするが日本語でいうと押し出し機だ。素材のプラを押し出す装置だ。

 ファンやヒートシンクなどの位置に注意しながら取り付けよう。かなり形になってきた所で4時間ほど経過していた

 かなり線が増えてきたが、モーターや電源部分の配線はまだなのでもっと増えると思われる。1日目はこの辺で終了しておこう。

 中華製格安3Dプリンタ(Alunar M508)を動かす!に続く。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」