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 ここ最近、回転すし店でシャリを残す女性の話題が流れて来た。なんでも理由は「糖質制限」なのだそうだ。糖質制限ダイエットの間は外食レストランはほとんど行けなくなる。改めてみると世の中、糖質が3分の1ほどあると実感する。

 

外国文化の違い

 この話題を聞いて真っ先に思い浮かべたのは中国人向けツアー客のシャリ残し問題だ。大阪にあった某食べ放題の回転すし店が中国人向けツアー客のランチ場所に使われていた。私もこの店には行ったことがあるが、値段は安いがネタは薄くてシャリが多いという感想である。
 「食べ放題だし仕方ないね」と言った感想である。しかし、それよりも驚いたのは中国語飛び交う店内、大量に残されたシャリである。
 話題のシャリ残し女性の画像のような状態である。

 他にも外国の方の文化は日本人の文化とは違いがあると感じる事が多い。
 食べ放題のピザ屋さんが近所にあるのだが、そこに南米系のファミリーが来店していた。そのファミリーはピザの端っこ、パンの耳的な部分を食べずに残していた
 それはまるでメロンやスイカの皮を残すように、あまりにも自然すぎた。彼らにとってはピザの端っこはエビフライの尻尾や焼き魚の骨のような感覚なのだろうか。

 

残す事が悪いのかどうか

 一つの問題点は、食べ物を残す事が悪いかどうか
 日本人は昔から「忍術学校の給食のおばちゃん」とか「もったいないお化け」などに食べ物を残す事は「悪」であると教わってきた。
 根は神道に由来するものだそうだ。全ての物に神が宿る、八百万(やおよろず)の神に囲まれて生きている。それに感謝しろ、という事である。

 世界的にはもちろん食べ物を無駄にするのは悪いとする文化が多いが、食べ物が溢れかえるような国では他の国では食べるような部分を残したりする文化があるという事も理解しなければいけない。

 

飲食業界、廃棄の問題

 私は学生時代、飲食業界で働いたことがある。
 とにかく廃棄がすごかったという印象だ。それでも飲食業なんかは常に廃棄率との戦いである、品切れをさせてはいけないし廃棄が多くなってもいけない。
 廃棄問題と言えば特にコンビニ弁当が挙げられる。最近では「恵方巻大量破棄事件」なんかが印象に残っている。

 回転すし店で通常回っている寿司も完璧な「鮮度管理」がされている。鮮度管理と言えば聞こえがいいが、簡単に言えば時間が経てば廃棄しているという事だ。
 こういった大量に廃棄、食べ物を無駄にしているのが日本の現実である

スシローの管理システム

 スシローはなんと客のデータを打ち込んで、ビッグデータを利用し客の食べそうな寿司を流すシステムがある。
 アイドルタイムに来店して着席してから流れてくる寿司を眺めると面白い。サーモンばっかり流してくる、同世代一人客のやつらはそんなに炙りサーモンが好きなのかと。
 たまにはレーンを観察してみるのも面白い発見がある。

 

問題は何だったのか

 シャリ残し女性に対する意見として多くは「寿司なんか食いに行くな、刺身でも食ってろ」である。 面白いものとして「回転すし店でもシャリ抜きで注文できるようにしろ」という意見だ。これには賛成である。
 嫌いな物やアレルギーなどで食べられない物が多い人は、不意に食べられない物が出てきたとしたら仕方なく残すだろう。そういった人はまず注文する際に確認したり、抜いてもらったりする人が多い。
 私個人としては購入した商品は自由に食べていいと考えるし、残す事も自由だと考える。

 そもそも、シャリ残し女性の問題点は「食べ物を残す行為を不快に感じる人たちがいるのを理解していなかった」という点だろう。
 日本人は自分だけが我慢している事や、守っている規律を破る者に対して不快感を覚える。これは電車内での会話や、エスカレーターの片側を空ける慣習など様々な場所で見られる。

 残す事は本人にとっては正しい選択かもしれないが、それを周囲に知らせる事は間違いである。寿司を食べる時にワサビを醤油に溶くだけでも不快感を覚える人たちが居るのだから。


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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」