【JAXA】「14日間の閉鎖環境テスト」というなの都市伝説
長期間閉鎖環境で暮らす際のココロの動きを調べるために、13泊14日間JAXAの「閉鎖環境適応訓練設備」に滞在します。この研究はJAXAが実施します。
http://www.jcvn.jp/jaxa02/
今回で2回目となる宇宙航空研究開発機構(JAXA)の閉鎖環境適応訓練設備のボランティア募集。ボランティアとは言っているが謝礼が出る、なんと38万円。時給換算すると睡眠時間を抜いて1,131円であり、睡眠時間を8時間とすると時給1,700円とも考えられる。
宇宙ステーションを模した大型バス2つ分程度のスペースに20歳~55歳の選ばれた男性8名が14日間滞在するというモノだ。
14日間住んでるだけで38万円貰えるの!?余裕じゃん。と思ってしまったが、果たしてそうだろうか。
実験内容は詳しく公表されていない、前回の参加者には口止めがされている、一体中で何が行われていたのか真相に迫る。
JAXAの目的は何か
国際宇宙ステーション(ISS)というとすごく広大な感じがするが、実際は大型バス2つ程度の閉鎖空間なのだ。ここに飛行士たちが住み込みで勤務するわけだが、その期間はおよそ6か月である。病気や精神状態の管理が非常に重要なのだ。
訓練施設である空間には窓やテレビなどが無く、携帯電話やパソコンなどの持ち込みもできない。外部とは完全に遮断される。さらにトイレ、シャワー以外の全ての行動は監視され、会話も含め記録される。
過去(2004年)に行われた参加者の談では、腕時計型のいつ眠り、行動したかを把握する機器を身に着けさせられ、足し算引き算の繰り返しといった単純作業や管制官からの指示をこなしつつ生活をするという。
今年からの実験では環境をよりリアルに近づけるために、食事は全てレトルト食品に切り替えられたという話もある。
こういった実験を通して参加者の「唾液」「血液」「会話」「顔色」など、様々な数値からストレスをチェックするのに最適な項目を探し出すのが目的なのだ。
現在の宇宙飛行士のストレスチェックは2週間に1回、テレビ電話でカウンセラーとの面談で行っているという。
もっと簡単にストレスを測ることのできるデータが必要なのだ。
都市伝説「JAXAの14日間」
14日間生活を送るだけで38万円貰えるという、そんな広告が出ていた。
男性8名で大型バス2台程度のスペースで生活を送るだけという、あなたは可能だろうか?
興味本位で応募すると合格通知が届く。
当日、日本各地から集められた20~55歳の男性が集まる。
「14日間お願いします」そう言って挨拶をする君、しかし他の参加者の目は冷たかった。
他の参加者同士の会話が聞こえてくる「あいつが一番初めに脱落しそうだな」「俺と協力しないか」
脱落?協力? これは治験なんじゃなかったのか。
そういえば契約書にこう書かれていた「事情により参加者が減った場合にも支払われる協力費総額は増減しない」と。
つまり参加者が減れば一人あたりの協力費が増えるのだ、これはおそらくそういう実験なのだ。
気づいていなかったのは自分だけか、なるほどこれは14日間生き残れるかという実験だったのだ。
4日目、ついに減り始める「脱落者」
かりそめの「協力者」
自称「前回参加者」
忍び込むJAXA所属、本当の「宇宙飛行士」
実験の真の目的は……脱出した先に君は何を見る…… 誰を信じ、誰を疑うか。極限のストレスバトルが始まる。
この閉鎖空間施設からの生存者“0”
(フィクションです)
すでに応募は始まっているぞ
この治験に参加できるチャンスは少ない、7月21日~8月3日までの募集だ。
書類審査と面談に通れば9月13日から26日までの2週間、JAXA筑波宇宙センター(茨城県つくば市)でこの実験に参加できるぞ!
前回テストの倍率はおよそ550倍だったそうだ。
医学ボランティア会JCVN特設ページ(http://www.jcvn.jp/jaxa02/)
2週間の暇を取れる人物に限られるが、もし興味があるなら応募してみよう。
小林RH
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