夢というキーワードはある程度解析されているも、まだまだ神秘的な要素を残している。なぜならその夢を見る仕組みというのが完全に解明されていないからだ。
 今でこそ睡眠時の電気信号が脳の各部分に刺激を与える事で夢を見る事ができると判明しているが、遥か昔から夢は見られているのだ。荒唐無稽(こうとうむけい)に組み立てられたストーリーに何を感じるか。それは並行世界を覗き見ているのか、未来を覗き見ているのか、自分自身の願望なのか。
 夢に対する考え方はどうだろうか、脳が夢を見る仕組みがわかったとしても、なぜ脳が夢を見させるのかまでは理解できないはずだ。
 私は夢とは「少しズレた並行世界を覗き見ている」ものと考えている。

 

並行世界(parallel world)

 パラレルワールドは同じ次元である、つまり3次元だ。
 基本的には私たちが選ばなかった選択肢の先にある世界である。このパラレルワールドは様々な計算を組み立てるために作られた。つまり並行世界が存在する事にすれば辻褄が合う計算のために作られた。つまり考え方、世界の捉え方の一つでもある。
 夢にとってのパラレルワールドという解釈は便利である。どんな夢を見ようともそれが現実では無い、しかしそのパラレルワールドを追体験する事により現実世界にも少なからず影響を及ぼすからだ。それは悪夢であったり予知夢であったり、相互に干渉し合っている。

 

予測は予言になりうるか

 少し話は変わるが、10年先の未来を予言することは可能だろうかと聞かれても、ほとんどの人は無理だと答える。
 しかし、5秒先の自分を予測する事は簡単だろう、経験によってこの時間は延びていく。過去に同じ状況があったのであれば、予測の精度は上がるからだ。様々な予言のほとんどが過去に起こった事からの予測である。
 

夢はシミュレーション

 そこで役立つのが夢の機能である。ただ夢は漠然と見るわけではない、おそらく夢は過去から未来を予測するために見る。
 並行世界をシミュレートする事で、今までの経験から起こりうる世界、あったかも知れない世界を作り出す。その世界を体験させる事により、夢の中での経験を積むのだ。夢の機能を使いこなす事は経験値を倍にするほどの効果がある。
 この夢の機能を最大限活かすためには夢を見るだけでなく、夢を覚える必要もある。

 

レム睡眠

 俗にいうレム睡眠とはRapid Eye Movement睡眠の略である。睡眠状態で目が素早く動く期間を指す言葉である。
 このレム睡眠時に見る夢こそが記憶に残る夢である。

 通常夢は体験するだけで終わる事が多く、それを記憶して現実世界に戻ってくる事は難しい。記憶に残る夢というのは起きる寸前、覚醒間近の脳が起こす10分程度のものだ。
 この記憶に残る夢は、脳がある程度機能する状態で見る事ができるのだが、意識しすぎると覚醒してしまう。この狭間のような状態を維持しなければいけない。

記憶は思い出した瞬間に書き換わる

 記憶の信号が新しいうちに夢を思い出すクセを付けると良い。夢はその繋がりが非常にバラバラであるため、それを整理しなければ思い出す事が困難なのだ。
 思い出すうちに補正が入っていく、夢は記憶としてアウトプットする瞬間に変化しているとも言える。そうする事で初めて経験値となるのだ。

 

経験値を稼ぐためのシステム

 夢を覚える事、それは並行世界を覗き見る事だ。それは現実世界での経験となる。
 並行世界で認識できる物事は過去から未来まで、自分自身が理解できる範囲以上は理解できないだろう。
 スリープ状態での演算機能、人間のこの機能にはまだまだ謎が残る。


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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」