久しぶりにハマったドリンク「Mets The BITTER」
もう、甘いだけの炭酸には戻れない。そんなキャッチコピーでキリンから新商品が発売していた。スーパーの清涼飲料水コーナー一番端のほうに並べられていたので気づかなかったが最近発売されたらしい。どうやら「苦い」らしいこの飲み物、緑色のパッケージなどからサントリーのフォレスティをイメージしてしまう。
どこまで苦いのか、どういった苦さなのか。気になる事だらけなので何本か買ってきたのだが、結果だけいうとハマった。
グレープフルーツの皮味
苦さ苦さ、最初の一口はなかなか勇気がいる。何よりも私はビールが苦手だからである、実はパッケージの裏にも「ビールの苦さ」などといった脅しが書かれている。まさに恐る恐るという感じである。香りとしてはそこまで苦そうではなく、どちらかというとグレープフルーツソーダである。
苦味はおよそグレープフルーツの皮。ビールというよりはスプモーニ(グレープフルーツ+カンパリ+トニックウォーター)のような味わいであり、一口目から予想以上に美味しいという感想。ホップが効いたビールのような炭酸をイメージしていたのだが、苦味というよりも甘味のほうが感じるという。マーマレードのような苦味と甘味がマッチしているわけで、無理やりマーマレードを引き合いに出してシュガーソングとビターステップに繋げようとしたが無理そうなのでやめておく。ピーナッツ要素が見つからなかった。
想像以上のハイカロリー
メッツといえばカロリーオフシリーズのイメージが強いので、こちらもビターとなれば炭水化物もそこそこ少ないと思っていた。しかし実際に口にした時の味からして結構甘いのである。これは実は結構砂糖が入っているのでは無いかと思って成分表記を見ると破格の10g/100mlである。
ビターといいつつかなりのスウィートなこのドリンク、さすがにこのまま飲むと甘くて苦くて目が回りそうなので氷とノーマル炭酸水で割るとかなりイイ感じに変化した。ビター感もほのかに残り、甘すぎた部分も薄まってベストな配分に感じられる。グラスについた水滴すらビターに感じる。
大人の味=ビターといった図式を前面に押し出してくるが子供でもこの味は美味しいと思うし、パッケージももう少し果実感を出したほうが味の想像がしやすいような気もするが多分同じだろう、でも言葉にしたら稚拙が極まれる気がするのでこの辺りでまた明日。
小林RH
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