ドラゴンフルーツ酒を作ろうのコーナー(3月の果実酒)
去年の6月に梅酒造りに初挑戦したのだが、出来上がった梅酒が思った以上に美味しかったので他の果実酒も挑戦しようと考えていた。考えていることと実行に移すことは大きな差があり、なんとなく寄った100円均一ショップで瓶を見つけたので久しぶりに作ってみる事にしたのだ。
ちなみに100円均一の中でもセリアが良いとの事を教えてもらったのでセリアで保存瓶を購入。果実酒作りに必要なのは瓶とホワイトリカーと果実なので、後はライフで買って全部瓶にぶち込んで終わりである。
時代はドラゴンフルーツ
まぁ薄々感じていたのだが、この時期のフルーツコーナーはほとんど柑橘類しか置いていない。柑橘系は8種類ぐらいと豊富なのだが、蜜柑だの八朔だのしか無いのであんまり果実酒といったイメージが出てこない。500円ぐらいする「生ワサビ」なども検討したのだが、ワサビ成分がしっかりと出るかわからないので保留とした。
その中でもビジュアルだけで選んだのが「ドラゴンフルーツ」である。ご存知の通り、ドラゴンの心臓から名付けられたこのフルーツは実はサボテンの一種らしく、これをアルコール漬けにするともうインスタ映え間違いなしである。ドラゴンエキスが存分に抽出されることにより不老不死や魔法無効化、炎耐性の上昇など様々な効果が期待できるだろう。その他は糖度16もあるという金柑、グレープフルーツ、ライムである。
やっぱり中身だけを入れることになった
100均ビンを煮沸消毒している最中にドラゴンハートをそのままぶち込むか皮を剥くかを悩んでいたが、どう考えても皮の衛生状態が良くないと感じたので仕方なく皮を剥くことにした。ドラゴンの味は分かっているのだが、これが酒になるとどんな味になるのかは想像が付かない。正直ドラゴンフルーツはそのまま食べても全然美味しくないので多分酒になってもウヴァワアといった味になると思う。
本命の金柑は梅と同じくヘタを取って一個一個水分をとって置こう。グレープフルーツは中身だけ取り出して漬ける事にした。ちなみにこの金柑はつまみ食いした所むちゃくちゃ甘かったので酒にぶち込むのはちょっともったいないと感じた。多分そのまま食べたほうが良い。
思った以上にホワイトリカーが余る
ドラゴンフルーツだけではさすがに味がサボテンだけになってしまうのでライムも入れておいた。基本的に砂糖と果実を半々ぐらいに入れていくのだが、思った以上に果実が多くてホワイトリカーが余ってしまった。
とりあえず追加で小さいビンを購入した。スーパーのフルーツコーナーに売っているカットフルーツ盛り合わせをそのまま入れたのと、イチゴとなんかよくわからない果実を入れたのを漬けておいた。カットフルーツ盛り合わせ酒が一番美味そうである。ちなみにホワイトリカーではなくワインで漬ければサングリアができるそうなのでこちらも試してみたい。
1週間程度でほんのりと色が出てきた。ドラゴンフルーツはチアシードみたいな感じになってどんどん分解してきた、これはやばい。どうやら皮が無い状態の果実だとエキスが出るのが早いらしく1か月程度で飲めるとの事だ。4月には飲めるので味はその時にまた報告したいと思う。
小林RH
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