7月にソルダムシロップジュースを作った記録

 知り合いの桃農家から伐採されかかっていたソルダムを購入したので、早速こいつをジュースにしていきたいと思う。ジュースといってもこのままミキサーにかけて飲むわけではない。どちらかというとソルダムシロップというべきか。ソルダムは実が赤いので結構良い色が出るらしい。

 材料は超簡単、ソルダム、氷砂糖、あとは酢が少量あればベストである。今年は梅シロップも作っていたので同じような手順でできると思っていたが少し工夫が必要だったようだ。失敗点も含めてここに記しておく。

果実酒用の瓶を用意しておこう

 ソルダムをよく洗って水気を取り、ヘタの部分を取っておく。そこから十字に切れ目を入れて果汁が出やすくする。

 ソルダムと同じ量の氷砂糖を用意したのだが、最終的には氷砂糖はもう少し少なめでいいだろう。完全に飽和してしまって砂糖が溶けなかった。梅と違ってソルダムは糖度が高いのでその分を計算していなかったためだ。ちょっと少な目のほうがいいだろう。レモン汁なんてのもアリらしい。

 瓶にソルダムと砂糖を交互に入れて最後にお酢を少量入れる。別に入れすぎてもあんまり酢は残らないのでまぁ適当に入れよう。画像はお酢を入れた後なので本当にちょっとでいいと思う。十分に酢が回るように軽く瓶をひっくり返したりして保存開始。

ソルダムは汁が出るのが超早い

 6時間後でもう汁が見える。梅と違ってかなり早い。

 12時間でもはやここまで汁が出てくる。

 1日経過でもはや出来上がってきている。1か月ほど置く予定だったが思った以上にできるのが早そうだ。1日に1回は実の表面が濡れるように汁を全体に行き渡らせている。

5日後ぐらい

 砂糖が少しずつ溶けてきてもう飲めるレベルである。ソルダムの実も小さくなって成分が出てきているのがわかる。せっかくなのでもう少し様子を見てみよう。色もどんどん濃くなっている感じだ。

10日後ぐらい

 まだまだ足らぬ!!

仕上げの煮沸殺菌

 1か月じっくり待ってソルダムの実を引き上げる、見事に吸い尽くされている感じが見て取れる。酢を足していたとはいえ、夏の暑い日に常温で、となると菌の繁殖なども気になる所だ。

 大きな鍋で沸騰しないように煮沸殺菌する。ある程度冷ましてからAmazonで買った瓶にぶち込んで完成である。

甘すぎるかもしれない

 水で8倍ぐらいに薄めたソルダムジュースである。スモモ感は出ているが若干甘すぎた気もする。色は綺麗なのでレモン汁と一緒に割ったりして少し酸味を足したぐらいが丁度良い味である。

 同じ工程で作った梅ジュースのほうがやはり美味い。こういったシロップ系はやはり実が熟しきる前に漬けるのが正解なのだろうか、市場に並ぶ前のソルダム。どうにか手に入れたい所。

この記事が気に入ったらフォローしてみてね♪

The following two tabs change content below.

小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」