9月の友ヶ島で釣りキャンプしてきました(後編)
前回(9月の友ヶ島で釣りキャンプしてきました(前編))の続き
桟橋での釣りを終えた我々一行は完全に暗くなってしまった野営地に戻ることにした。ちなみにキャンプ場までの道のりはかなり真っ暗で、明るいうちには気にならなかったグレーチングや木の枝などが結構危なくなってくる。ライトは必須だろう。ちなみにライトを付けると虫が寄ってくる、さすが無人島。
ナイフで玉ねぎを切る時点で気づいたのだが、やはり調理には調理用のナイフ(いわゆる包丁)が使いやすい事が身をもって体感できた。ミニサイズの出刃包丁などもあったのだが、重量を考えて持ってこなかったは失敗である。まな板を使わずに手で食材を持って切る事にした、よく昔の映画で下っ端の海賊がジャガイモの皮を剥いているいるシーンを思い浮かべてもらうとピッタリである。
LOGOSのエコココロゴス
同行人がLOGOSのピラミッドグリルと炭を用意してくれたのでBBQを楽しむ。なんか蓮根から作った炭みたいなエコココロゴスが超高性能で、火おこしとかは全く苦にもならずに簡単であった。普段のアルミホイルの4倍ぐらいの厚さのあるアルミシートで被うことで汚れないらしい、文明すごい。
とにかく釣れたアジを焼くも、良い具合に磯の味しかしない。やはり下処理というのは大事である。小さいアジなので食べる部分は少なかったが、釣ってすぐに焼いて食べるという行為に何かレベルアップを感じた。
アジ釣りすぎなのでフライパンでも焼く
サビキを入れたら釣れるが面白くて100匹近く釣ってしまい、油で揚げるわけにもいかないのでとにかく火を通すかーといった簡単なノリでアジを炒める。ちなみに磯の味に飽きてきたのでバジルだとか魚用のスパイスだとかを入れて炒めてみた。これが意外と美味いのだ。
2回目はガパオライスの素みたいなのがあったのでそれも使ってみたが、アジ自体が何でも合いそうな味で軽く炒めるだけで大体美味くなる。
ちなみにみんな釣れないと思っていたのか各々が隠し食材みたいなのを出してきて後半は普通にBBQ状態になっていた。本当は飯のあとに探索でも行こうかと思っていたが疲れていたので寝ることに。10時半ぐらい。
友ヶ島のキャンプ場は騒がしい
同行人のテントのカラーリングが青色だったせいで完全にブルーシートで作った家みたいになっていた。
寝るかーと思った矢先にキャンプ場からパン、パンと破裂音が聞こえてくる。花火である。花火禁止じゃないのかよ、と思いつつまだ深夜ってわけでも無いしいいかと思っていたら大声で歌い始めるグループまで現れる。0時を過ぎたあたりでさすがに他のキャンパーがキレたのか注意をしに行ったっぽくてよりエキサイトしてくるわけである。おっおっ、どうなる?などと思っていたら目が覚めた。夢だったのか。
朝飯にもフライパンが活躍する
オリーブオイル、にんにく、玉ねぎを炒める。
米3合、ムール貝の缶詰、パエリアの素をぶち込む。このフライパンの限界を試してやろうと米を3合ぶち込んだのだが、ギリギリご飯は炊ける感じである。
缶詰の残り汁と白ワインを混ぜた水を足していき、焦げないように米を炊き上げていく。米と思わずに米粒台のパスタだと思ってじっくりと構えると上手くいく。完成具合は普段見ている米の形になってきたらぐらいの適当さでいける。味見をして米に芯が残ってなかったら完成なのだが、ちょっと手前で火を止めてやると食べる時にいい具合になると思う。
自己採点で30点ぐらいの出来である。米は2合ぐらいが丁度良さそう。このフライパンもかなり気に入ったのでまた紹介したい。
この後、テントを畳んで船で本土へ戻った。
今回で学んだ事は、ゴミはあまり出ないようにするほうが良い。帰りに大きなゴミ袋を抱えて帰ることになったからである。
友ヶ島キャンプおまけの淡島神社観光
小林RH
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