くら寿司、かに爪入り茶碗蒸しリゾットが過去最高のデキ

 くら寿司で現在やっているフェアは「豪華とろと貝づくし」なのだが、いまいちインパクトに欠けると思っている人は多いだろう。それもそのはず、特に目新しい寿司があるわけでもなく旬なネタが勢ぞろいというわけでもないからだ。

 そんな中でもくら寿司には行きたくなるものだ。何やら噂ではアノ例のメニューが復活しているという、伝説の没メニュー「茶碗蒸しリゾット」だ。茶碗蒸しにシャリを入れてチーズをぶっかけるという一般家庭でやると怒られるレベルの料理だ。

珍しいコハダの酢〆

 茶碗蒸しリゾットを注文するつもりだったのだが、一通りメニューを見ていくとなかなか美味そうな寿司ネタがあった。とろコハダ酢〆だ。くら寿司は以前から〆サバに関しては回転寿司チェーン1位の満足度を誇る(サンプル1人)のだが、そんなくら寿司が放つ青魚の酢〆となると期待しか沸いてこない。ちなみに頭に「とろ」と付くタイプは、おそらく脂身が多いという事だろう。

とろ鯖(とろさば)は、真鯖の中で脂質含量が21%以上あるものをいう。wikipediaより

 おそらくこのコハダも脂質が21%以上あるのだろう。確かそこまで正確に測っているわけでもないので自称である。味はかなり強い部類に入る、コハダというよりは斑点のサイズ的にはコノシロサイズだと予想できる。普通に旬なのでこの時期に食べておこう。

タコ詰め茶碗蒸しリゾット

 かに爪入り茶碗蒸しリゾットという商品名であるが、これは嘘である。もう見た目からシャリが上にあるしチーズもメニュー写真より多めに掛けられている。かに爪はどこかにいってしまった。とりあえず見た目なんてのは茶碗蒸しリゾットを食べる時になんのタクティカルアドバンテージも無いので混ぜる事にする。一瞬混ぜている最中にかに爪が出てきたが特に気にせず混ぜ続けよう。

 茶碗蒸しの温かさで良い具合にチーズがとろけてきたら完成だ。と、ここまでは以前食べた茶碗蒸しリゾットと何の変わりも無いが、今回の茶碗蒸しはちょっと違った。かに爪入りとなっているが実際のメイン具材は「タコ」である。この茶碗蒸しの正体はタコのチーズリゾットである。タコのチーズリゾットなんて単語だけでもう美味いのは間違いないわけで、くら寿司はちょっとメニューの名前の付け方を間違えていると思う。

人気らしいえびえびグラタン

 特にフェア商品を食べていないわけだが、巷で美味しいと人気の寿司ネタがもう一つある。その名も「あぶりえびえびグラタン風」だ。あぶり、えびえび、グラタン風というメニューのリズム感もさることながら、しょっちゅうくら寿司をチェックしている私ですらいつ追加されたかもわからないサイレント寿司である。えびの上にチーズやらアボカドやらのせたメニューが多いので万全なチェック体制をすり抜けてきたのだろう。

 このえびえびグラタン、普通のえびの上にホワイトソース的なのを載せただけのメニューではない。えびグラタンを載せているのだ。まぐろの上にまぐろたたきを載せているようなタイプで一皿で2種類のえびを楽しめるわけだ。えびの尻尾が最初から取られている点や、グラタンといいつつマヨネーズの味しかしないのも良い点である。

 ビッくらポンは当たらない。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」