2年前では考えられなかったくら寿司の一人負け状態が続いている、客数が減った部分を客単価を上げる事でどうにかしている印象が強く、実際に店舗に行っても200円商品や680円といった超高額商品が目立って「高くなったなぁ」と感じてしまうのが正直な感想だ。そんな中2019年10月に突如始まった「くら麺ラリー24」というフェアがなかなか面白そうだと思うと同時に、もしかしたらこれでくら寿司の時代が戻ってくるかもという期待を感じている。

 くら麺ラリー24とは、毎月2種類新登場するうどんとラーメンが対象となったスタンプラリーである。スタンプを貯めるともちろん特典があるのだが、現在判明しているのは4個貯めると次回1杯無料という事である。10月開始のスタンプカード、毎月2つのスタンプが押せるようになっていて合計24個あるわけだ。次回1杯無料時にもスタンプが押される計算だと4+1で5個、これが4回で20個。コンプリートすると必然的に2020年9月ラストの新作麺を2回食べる事になる計算だ。回転寿司チェーンで約1年後のメニューを2回食べる事が確定しているわけだ、それまで死ねない。

 まぁそもそも毎月2種類の新作麺類が登場するという事が確定している点が一番見逃せない内容だ。しかも1発目が「とろけるチーズカルボナーラうどん」とスパらッティを上方修整したような激ウマメニューときたら期待しないわけがない。カルボナーラうどん、となっているがチーズカルボナーラスープにうどんが入っているぐらいの感覚のほうが良いかもしれない。飲み干せる濃厚スープという感じだ。うどんが入ってなくてもこれはイケる

 残り23個の新作スケジュールはもう決まっているのかわからないが、くら寿司ならではのラーメンやうどんを期待してしまう。ハロウィンやバレンタインが重なると何をしでかすかわからない。

100円ネタも風向きが変わった

 100円寿司価格維持宣言みたいな広告を打っていたので100円皿を食べてみた。注目のあぶりとろさば、以前からくら寿司はとろ〆鯖などのネタは抜群に美味いのだがこのあぶりとろさばも間違いないネタだ。皿をいっぱいっぱい使ったダイナミックな長い切り方はお得感を感じさせる。大根おろしが無いとちょっとクドいぐらいの脂を軽く炙ってとろけさせている。余りに脂パワーが強いので2皿目はいかなかったが、全部このサイズ感だと当たりネタである。

 オニオンマリネサーモン100円。オニオンサーモンの系譜にまだ可能性が残っていたか、と素直に感心したネタである。カルパッチョとかマヨネーズとか色々やってきたオニオンサーモン、美味いのだが生の玉葱という事もあり口の中に結構味が残ったりと気にする人もいるネタだ。オニオン部分をマリネ(酢漬け)にする事でマイルドかつマヨ感もあり、サーモンも引き立つという。行き着いた正解のようなネタ。

 牛カルビプルコギ風100円。肉寿司系だが、こちらも珍しいプルコギ風。見た目は普通の牛カルビと変わらないが味はしっかりとプルコギ風という。実は風(ふう)なところがちょっと美味い。

200円もお得感で推す

 2皿リング(200円)となるとついつい注文時に考えてしまうものだが、あっさりとタッチパネルで注文完了してしまうネタもある。それがこの「うな丼にぎり」だ。厚切りうなぎという商品名だったらもう少し注文を躊躇していたかもしれない、それぐらいにナイスなネーミングなのだ。くら寿司にはうな丼があるので嫌でも同じ名前ならばと比較してしまうわけだ。くら寿司のうな丼は780円、もしかしてうな丼にぎりってこのうな丼に使われているウナギがネタになって200円なんじゃ!となるワケだ。戦略にまんまとハマった形だがうな丼にぎりは普通に美味いので悔しさはすぐに忘れた。


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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」