くら寿司のナスダック寿司とスマホdeビッくらポン

 くら寿司がアメリカの株式市場の一つであるナスダックに上場した。ナスダックとはベンチャー企業向けの株式市場なので……と株式市場の話はまた別の場所でするとして今回の重要な点はアメリカのくら寿司で販売されている寿司が日本で食えるという事である。正直にいうとアメリカでのリボルビングスシバーはやはり食生活の違いという事もあり、寿司というよりかはSUSHIなのだ。寿司と回転寿司が違うように回転寿司とSUSHI BARもまた違った存在である。

 どうせならそんなリボルビングスシバーな雰囲気を存分に味わえる場所であるくら寿司大阪新世界店で食べてみようという事で食べに行ってきた。ちなみに「スマホでくら」が利用できる店舗なのでついでにサイドメニューで出来るビッくらポン!も経験してみた

ロール寿司がウケている

 アメリカではやはり生魚を食べる文化というのは少ないらしくロール寿司が流行っているという、見た目にもインスタ映えしそうな感じのロール寿司である。まず最初に食べてみたアボカドサーモンロール寿司は見た目通りの味であった。

 ローストビーフアボカドロールはザ・アメリカといった味だ。このソースがもはや寿司とはかけ離れた感じの味付けになっており、ちょっと中華っぽい感じの味でローストビーフは海鮮物ではない。その上に散りばめられた天かすも食感を楽しませてくれる。これを寿司と呼んでいいのかわからないが、美味いのは間違いない。美味けりゃ寿司

追加されたサイドメニューなども食べてみよう

 ひっそりと追加されていた石澤ドレッシングの胡麻ダレバージョン。本当にひっそりと胡麻ダレが追加されていたので食べてみたが、この胡麻ダレ濃厚な旨味を感じさせる味で鯛と調和していた。

 ハマチのアラ塩焼き100円。なかなか手ごろなサイドメニュー、結構イイかもしれないと思ったが少し食べにくい点と臭みが気になった。まぁ青魚特有のものだと思うので100円という価格帯がそう思わせただけかもしれない……

スマホdeくら初体験

 スマホdeくらの機能でスマホが注文するタッチパネルになる機能がある。これが思った以上に便利であった。タッチパネルを操作する必要が無く、スマホの画面からメニューを注文できるというわけだ。これでタッチパネル近くに人が注文係になったり、ずっと腕を上げ続けて肩や肘に爆弾を抱える事も無くなりそうだ。またこのスマホde注文はスマホ6台までシェアできる機能があるらしく、アプリさえ入れていれば全員が黙々とスマホをいじって唐突に届く皿を無言で食べる近未来的な図が出来上がる。どうせならシェアしている子機含めてグループチャットをできる機能を入れればみんな無言で寿司を食べる事ができる。

 まぁそんなスマホdeくらなのだが、もう一つ目玉機能がある。それがサイドメニューでビッくらポンである。寿司皿が付いてこない商品(100円や200円以外の商品)を注文して届くとゲージが溜まっていく。そのゲージが500円を突破すると1回ビッくらポンができるという機能だ。

 500円になかなか達しなかったのでふわ雪氷抹茶金時を注文してしまった。もうすでにスマホでくらの術中にハマっていると言えるだろう。100円や200円の商品以外なのでなかなか丁度500円という風には行かないのがニクい所だ。シャリコーラ4本(180円×4本の720円)と280円サイドメニューでなんとか2回ビッくらできる

 なんとか500円ゲージが溜まったのでどんな演出が見れるのかとワクワクしてスクショの構えをしていたのだが、押して束の間……3秒か5秒ぐらいの一瞬の隙にむてん丸の横にあるモンスターボールが膨らんでいき、中から「はずれ」というモンスターが登場した所で画面が終了する。なんという刹那的遊戯か。

 本家ビッくらポンも長い時間をかけて演出が増えていった歴史があるので、スマホでビッくらポンも何かスペシャルな演出があれば嬉しい所。ちなみにまだ当たった画面が見れてないので早くスマホdeくらの対象店を増やして行って欲しいですね!

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」