秋の徳島マチアソビ、眉山山頂ステージまで折りたたみ自転車で挑んだ

 2018年10月に徳島で開催されたマチアソビに折りたたみ自転車で旅してきた記録を残しておこうと思います。大阪から徳島へはいつも南海フェリーを使っているので、折りたたみ自転車を輪行して四国に渡れば結構自由に移動できるのではないかと思い実行してみました。秋のマチアソビと言えば眉山山頂ステージもあるので折りたたみ自転車で眉山クライムもやりました。

 マチアソビへ行くメインの目的はもちろん「新町川で釣りをする会」なのですが、南海フェリーが台風で欠航していたので釣りイベントがある日の朝の便でなんとか徳島入りを果たしました。当日は釣り大会までは暇なので眉山山頂ステージでやっているイベントを観に行こうということになりました。果たして折りたたみ自転車で眉山を登る事ができるのか。

14インチの極小タイヤ

 今回旅を共にしたのはこの14インチの折りたたみ自転車、折りたたみ時のサイズも小さく10㎏を切る重量という事と手に入れたのだが乗り心地は全くである。10㎏とは言え大阪からフェリーを使って徳島に渡るにはかなり苦労するかと思っていたが、駅の改札から電車に乗るまで、電車からフェリーに乗る間、フェリーから降りる間の合計で10分も無い程度しか持つ事は無かったので輪行は思ったより楽であった。

 16インチ用の輪行バッグだったので余裕があり旅行の荷物バッグも入った。このバッグ1つに全てまとまっているのはかなり楽であった。ちょっとセキュリティ的にチャックに付ける鍵みたいなのがあると便利かもしれない。

徳島で乗る自転車は快適

 徳島港で折りたたみ自転車を組み立てていざ眉山山頂を目指す。徳島港から眉山山頂という謎のルートを設定して眉山に向かう。徳島から2駅の二軒屋という所から眉山を登っていくルートだ。

眉山登頂ルートは2種類あるらしい

 眉山を自転車で登る時は2種類のコースがあるらしく、難易度が低い庄町コース、かなりきつい八万コースである。どうやら徳島港から12時のイベントに間に合わせるには八万コースを登るしか無いらしい。早速ルート検索で出た道を何も考えずに進み始めた。

 八万コースはもうコースに入る前から坂道が始まり、いきなり私の実力では自転車で登れるわけがないのを実感する。後で知ったのだがここは「あずり坂」と呼ばれる、いきなりの最難関ポイントとなっていた。この激坂を登り切るという実感のないまま永遠に坂道が続くのだ。

 少し漕いでは自転車を降り休憩をする。結局登って1分もしないうちにギブアップをした。一緒に自転車旅に付き合ってくれた友人は普通に私を置いて登って行った。自転車を押して眉山を登ること40分ほど、山頂でやっているステージを遠目に見ながら倒れていた。Fate/Stay Nightのイベントがやっていたが疲れからか全く頭に入ってこなかった……

眉山の下りがかなりのスリリング

 眉山山頂からの景色を少しだけ楽しんだあと、眉山を自転車で下ることになる。八万ルートはあまりにも勾配がきつかったのでそのまま下手に下ると死にかねない気配がしたのと、折角なので庄町ルートを見ておきたいという意見が出たので庄町ルートで下ることになった。

 14インチでの下りはそこらへんのスリル系アトラクションよりもハードであり、少しでもタイヤがロックしたら死ぬ、ちょっとでもハンドルを間違えると崖に落ちていく、というとんでもない下りであった。自転車レースで下りとか楽そうと思っていた自分を責めたい。

 なんとか事故もなく無事に庄町コース下り切ったのだが、手は痺れており心拍数も激上がりである。マチアソビのお祭り感を味わう前に生きるか死ぬかを楽しむことになるとは、さすが徳島である。八万コースとは全く反対側に出てきたのでそのまま自転車でマチアソビ会場である徳島駅方面に向かった。普段ならば徳島駅から離れても電車移動なので、旅先でこういった道路沿いを走るのは新鮮で楽しかった。折りたたみ自転車で行く簡単な輪行の旅はまた機会があれば行きたいと思う。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」