夜だけじゃない「新世界昼市」もなかなか濃い場所
この前行ってきた毎週土曜日にやっている「新世界夜市」。大阪新世界にありながらどこか別の国のような雰囲気を魅せる夜市だったが、どうやら毎週日曜日の昼間は「新世界昼市」がやっているらしい。通天閣真下のシャッター商店街と思われていた新世界市場がなかなかカオスな空間になっていたので紹介したい。
新世界昼市は主にフリーマーケットが主体である。私はオーパーツを求めてフリマを色々と回っていた事があるのだが、この新世界昼市のフリマはなかなか異色であった。そもそも売る気があるのかわからない品物や、謎のピタゴラスイッチが置かれているスペース、無人販売書と書かれたスペース、陶芸体験500円、移動式居酒屋などカオスっぷりが尋常ではない。どこまでがフリマなのかいまいちわからないぐらいだ。
まずは新世界市場といえば「肉のさかもと」
新世界市場の入り口にあり外せないのが「肉のさかもと」だろう。ビフカツサンドや揚げ物が有名だが、ここはすじコンを食べよう。牛スジといっても3種類ぐらいある内のメンブレン。このメンブレン、下ごしらえが時間かかるのだが味や歯ごたえが独特で美味い。おでんのように薄味ではなく濃い目の味付けで癖になる。
フリマというか不思議な空間
売り物ではないピタゴラスイッチ。とりあえず中央に置かれているパチンコ玉を一番上から転がしてみるものの、惜しくもゴールには到達せず……。とりあえずもう1回チャレンジしようとするも、間には1回きりのギミックがあり仕組みを考えながら再配置する事になる。4回ぐらい調整し、やっとゴールする事ができた。最後まで、誰も来ず……。
変わった屋台シリーズ
変わった屋台シリーズは新世界市場にあるイマジネーション ピカスペースの作品。新世界夜市や昼市の独特の雰囲気はこういった屋台が醸し出しているといっても過言ではないだろう。フリマとして売っているものが全然欲しくならなかった所もアツい。
投げ銭をぶち込んで帰る
新世界市場、数年前は通るのもやめとこうって感じの暗い所だったのがこういう風に盛り上がっているのは感慨深い。せっかくなので出口側に置かれたドでかい賽銭箱に投げ銭をして帰った。新世界のメイン通りは観光地として人気なのでどうしても観光客寄りのお店が多いのだが、この新世界昼市はディープな地元を感じられる場所としてまだまだ知られていないようだった。
小林RH
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