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 去年の二月頃、大阪の変な食べ物を食べる趣味の集まりに参加してきた。
 私自身に奇食を食べる趣味はあまりないが、グルメイベントと聞くとうずうずしてしまう質の為、ちょっくら足を伸ばしてきた。

 イベントの内容としては奇食好きの方々が今まで自分が食べた変な食べ物を紹介する、というイベントでそんなイベントを主催出来る程なので全国各浦々の奇食が紹介され、聞くだけでも興味がそそられた。くら寿司の節分限定のイワシを丸ごと一本巻いた太巻きが紹介された時はくら寿司好きとして、結構嬉しかった。

 そのイベントではなんと虫をその場で買って食べられるコーナーがあったので食べてきた。

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トッケイを食べてみる

 まず、食べてみたのはトッケイである。普通の人はあまり聞いたことがないと思う名前だが、トッケイというのは東南アジアを中心に生息するヤモリだ。日本人がヤモリと聞くとちまっとしていてちょろっと動くものを想像するが、東南アジア産とあって、トッケイはスケールが違う。トッケイは全長はだいたい25-35センチにもなる巨大ヤモリなのだ。

 それが焼いてあるものを購入したのだが、見た目的には単なる巨大ヤモリなので食べることに視覚的抵抗があるかないかで言えば若干ある。だが、これが結構うまい。一番似ているのはワニだが一般的な食べ物で表現するなら、鳥のささみである。しかも、よく身が締まっている。東南アジアのジャングルで遭難した時に狩猟して、寄生虫などの問題がクリア出来るなら是非食べることをお勧めしたい。

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ある意味定番のイナゴ

 長野県を中心として、日本には古くからイナゴを食べる風習があった。今は廃れて久しいものの現代の日本でもまだ手軽に食べられる虫食と言えよう。
 食べたものは所謂イナゴの佃煮のように甘辛く煮たものである。日本人風の味付けなので普通に食べやすい。
 身の部分は味が染みていておいしかったが、足のトゲトゲした部分が口の中に刺さりまくって、少し食べづらい。あと、見た目の心理的抵抗が大分ある。ただすり潰して粉末したものを固めるなどして、食べやすくしたら良い栄養源になりそうだ。

 パネラーの方がおっしゃっていたところによると、諏訪湖にあるソフトクーリムにイナゴの佃煮が刺さったバッタソフトが大変美味しいらしい。

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チョコレートでコーティングされたサソリ

 最後にサソリである。サソリと聞くと毒があるイメージだが、実際に人を死に至らしめる程の強力な毒を持つサソリは少ない。という訳で人に無害な食用のサソリを食べてみた。
 正直、美味しい部分である身が少なく、殻が固くて咬みちぎりにくく、大分食べづらい。ただ、身の部分が多かったら蟹のようにもてはやされる未来もあったかもしれない。あと、あまりチョコレートとサソリは合わない

10/9、大阪で虫が食える

2016年10月9日に大阪ロフトプラスウエストで虫が食べられるイベントがあるようだ。


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阿久野

境界論を主軸に民俗学、錬金術、魔術、宗教学など。 ねこさんを崇めよ。