実際ファミマのライザップ麺はダイエッター向けなのか?

ファミマライザップ麺 以前ファミマがライザップの商品を扱っていたのだが、どう考えてもダイエットや筋トレ向きというよりは糖質制限患者向け製品だった。最近ヤバめのカップ麺を買い漁っていたらいつの間にかファミマ×ライザップのカップ麺が発売していたので密かに買っておいた。カップ麺は2種類、生姜醤油ラーメンと辛味噌ラーメンだ。生姜醤油ラーメンはカップヌードルタイプでお湯を入れるだけで作りやすい、カロリーも180kcalと控えめだ。辛味噌ラーメンのほうは大きめのカップ麺で後入れの調味料などもあり、279kcalと少し高い。一般的な大きいカップ麺が330kcalぐらいと考えるとそんなにカロリーに関しては変わらない感じである。
 ライザップなのでやはり糖質に関しては50%オフとなっている。インスタントラーメンの糖質部分の大半は麺なので、この麺がどういった出来なのかが重要である。この前食べた糖質オフインスタント麺はお世辞にも美味いとは言えなかったため、このライザップ麺にはかなり期待をしている所だ。

食物繊維がすごい

ファミマライザップ麺ファミマライザップ栄養表示 食物繊維の量は生姜醤油ラーメン16.3g、辛味噌ラーメン18.7gも入っている。食物繊維絶対教に入っている私はこれだけで買う決め手となった。これ1つ食べておけば、あとは難消化性デキストリンでも飲めば1日の食物繊維量達成である。ついでにマルチビタミン&ミネラルを流し込もう。
 肝心の糖質に関してはカップヌードルタイプの生姜醤油ラーメンが13.0gと圧倒的に低い。1食で摂る量としては許容できる範囲ではないだろうか。しかし、糖質制限中にわざわざカップ麺を食べようとは思わないと感じるのは私だけだろうか、そこまでカップ麺欲求が高まるとは思えない。どちらかと言えばケーキや甘いモノに目が行く気がする。一体このライザップカップ麺はどこをターゲットにしているのだろうか!

生姜醤油ラーメン

ライザップ生姜醤油ラーメン 作る前の段階からある程度予想できていたのだが、スープは薄味でパンチが足りない。普段ジャンキーな物ばかり食べているせいか物足りない。
 麺は想像以上に糖質オフ麺である。人によってはまずい、という感想まで行き着くだろう。以前、似たようなノンフライ糖質オフ麺を食べた事があるので味の進化に期待していたのだが、やはり糖質オフにこだわるとこういった麺になるのか。こんにゃくのような麺ではなく、どちらかというと錦糸玉子で作った麺のようなボソボソとした食感である。食物繊維感がよく感じられる歯ごたえだ。
 カップ麺という食べ物と同じスタイルの商品のため、どうしても一般的なカップ麺の歯ごたえと比べてしまう。そのため麺のコシが足りないといったマイナスポイントが目立つ形になってしまう、これは仕方ない。
 パンチが足りないと思われていたスープだが、後の方になると生姜パワーが効いてくるので不思議と美味しく感じていた。

辛味噌ラーメン

ライザップ辛味噌ラーメン 一方こっちの辛味噌ラーメンは麺が一味違う。食べるまでは同じ麺かと思っていたが、よく見るとこちらは平打ち麺タイプ。少し横に広い麺なのだ、もちろん歯ごたえも変わってくる。生姜醤油ラーメンのほうとかなり麺のフィールが違ったので糖質と食物繊維のバランスもすこし違うかもしれない。より一般的なインスタントラーメンの食感に近い
 スープも辛味噌といった少しジャンキーよりなチョイスなので、食べ終わった後により満足感が得られるだろう。普通のインスタントラーメンと比較してもなかなか良い味を出している、ここはさすが明星といった所か。

ダイエッター向きではない

 終始思っていたのは、これはダイエッター向きではないと言う事だ。糖質制限ダイエット中のメニューであればもう少し工夫してもいい気がするし、インスタントラーメンが食べたい欲求があるうちはダイエットは成功しないだろうという自論があるからだ。
 やはりこの商品は疾病などで糖質制限がかかっている人たち向けであるように感じる。糖尿病予防としてこういったメニューが増えるほうが人類的には正解かもしれない。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」