スガキヤのぶっかけ冷し麺がかなり蕎麦
日本の中心部(地理的)にしかないスガキヤ、名古屋出身の友人が居ればかなりのプッシュで連れて行かれる店であり大阪でも数える程度しか無いので結構レアな店である。かなり昔から近所のイオンフードコートにあるスガキヤ、イオン内での場所も色々と変わりながらもずっと残っているので私にとってはもはや老舗である。数ヶ月に1回ほど熱心な名古屋出身の友人に推される形でスガキヤに行く運命なのだが、今回行くとなかなか面白いメニューがあったので報告したい。
その名も「ぶっかけ冷し麺」である。前から冷やしざる麺や冷やしラーメンなどはよく見かけていたのだが、このぶっかけ冷し麺はもはやラーメンではない。しかもこの夏麺と呼ばれるシリーズはなんと6月15日からやっているらしく、スガキヤ離れをヒシヒシと感じる。もう2か月も経ってるのに全く情報が流れてこない。
そばではないらしい
ネギ、天かす、甘辛く味付けされた薄揚げ、刻み海苔、わさび。このトッピングにそこそこ細い麺である。ここまで要素が並べられると蕎麦以外の何物でもないような気がしてくる。零十蕎麦というべきか、蕎麦アレルギーでも食べられる。全粒粉の細麺なんてなかなかお目にかかれないレベルで、全粒粉というともう太麺でドカ盛りのイメージしかないのが覆った感じだ。
これがまた美味い。味や歯ごたえは完全に蕎麦なのだが、ラーメンっぽい何かも残っているという感じだ。スガキヤ要素はほとんど残っていない。個人的には☆5クラスなのだが、ネギの鮮度や切り方が個人的に好みではなかった。ネギは鮮度が悪かったり分厚く切られていたりすると熱を通さないタイプの料理だと口に嫌なにおいが残りがちだからである。揚げに関してはかなりの濃い味で満足度は高い。
何故かラーメン屋はつけ麺や冷たい麺になると麺の量が多くなる傾向があるのだが、このぶっかけ冷し麺も例外ではなく麺の量が1.5倍らしい。蕎麦ではない蕎麦のようなこの特殊な冷し麺、来年もやっていたら是非食べたい味である。来年もスガキヤはあると信じている。
小林RH
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