期間限定「赤シャリ」にひかれてスシローに向かう
スシローが酢飯に赤酢を使った赤シャリというものを期間限定で始めていた。最近のスシローといえば「ある店舗に妖怪が出現する」という噂を聞きつけてその店舗に潜入してみたもののあまり記事にできる内容ではなかったので見送っていたぐらいで特に大きな動きは無かったが、ここに来てなかなかの冒険である。
しかし赤酢と言っても変換で一発で出てこないほど聞きなれない言葉である。まだリンゴ酢のほうがよく聞くレベルだ。まぁこの赤酢というもの、普段酢飯に使われている米酢よりも甘い。違いは酒かすを原料に作っている点であり、赤酢というくらいだからシャリの色もほんのり赤みがかかる(見た目には薄茶色っぽいが)。シャリを作る際は米に酢を混ぜるだけでなく砂糖や塩も足すので最終的な味はそこまで変化が無いように調整していそうな気がする。
赤酢といえば江戸前寿司
赤シャリといえばまず思いつくのが東京・神保町にある「江戸前回転寿司 赤舎利 もり一」である。回転寿司として赤シャリを初めて食べたのはここである、この当時はまだまだ回転寿司にイキっていた頃で「まずはコハダからだよね」などとツウぶっていた。今ではニンニク醤油に炙りシメ鯖と好き勝手食べている。寿司なんて好きに食べればいい。
赤シャリのほのかな色の違いは下手すると古くなったシャリみたいに見えるので諸刃の剣になりかねない。ただ変えるだけでなく周知させるのも必須かもしれない。どうしても回転寿司のシャリといえば真っ白な形の整ったモノをイメージしてしまう。
味に違いが感じられるのか
というわけでスシローにやってきたのだが、どうだろう。違いが感じられるだろうか?
確かによく見れば色が付いているのがわかるが、そこまで劇的な変化は無いように感じる。赤シャリは多分もっと炊き込みご飯ぐらいに色が付くはずなのでマイルドに抑えているという感じだろうか。事前の広報ではよりネタの味がわかるという話だが、個人的には「ほとんど味に違いは感じられない」。
ここにおそらくいつものシャリもあれば比較して違いもわかるかもしれないが、結構スシローに通っている私でも軽く食べただけでは違いがわからないぐらいの差である。無理やり感想を書けと言われれば、ちょっといつもより水分が少なく感じる分だけネタの水分・旨味などに意識が向けられるみたいなオカルト的なものしか浮かび上がらない。
高級感が増した
寿司は見た目も重要な要素である。赤シャリときいて私も普段はあまり食べないであろう赤身の寿司ばっかり取っている事に気づいた。イメージとして赤酢は高級、江戸前寿司で使われている、ほとんどシャリ専用の酢であるなどの情報が付くことにより普段よりも満足感が高いのは間違いない。どうせならレーンの速度が3倍だとか、赤シャリに以前やっていた黒ばっかりのネタを合わせて赤と黒のクラッシュ……
4月22日までの期間限定らしいので期間中もう1度ぐらいスシローに行ってもいいかもしれない。
小林RH
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