ジャンカラ、部屋が電車の「南海電車ルーム」に行ってきました

 ジャンカラがまたコンセプトルームをやっているらしい。これまでにボダルダリング×カラオケスケートボード×ジャンカラとパターゴルフが部屋内にあるゴルカラなど、カラオケと合わせてやるにはなかなか難しい所を攻めてきているジャンカラだが、今回はついに南海電鉄とコラボしてしまった

 場所はジャンカラ南海通なんば店、店舗名通り南海なんば駅から歩いてすぐの所にある。南海電車コラボ期間はちょうど店舗がリニューアルした2018年11月30日~2019年5月31日までの半年間となっている。今回はこの南海電車ルームに実際に行ってどんなものか確かめてきた。ヒトカラの場合は運転席に座るのが正解なのか、テーブルの運行表を黙々と眺めるのが正解なのか、やはりJOYSOUNDに入っている「鉄カラ」をするのが正解なのか!

部屋に入って感じる静かさ

 部屋に入るなりゴトンゴトンと電車の音だけがする異様な空間に通された気分だ。いつもならDAMチャンネルやJOY TVだの流れるカラオケ機種もこの部屋では「次はみさき公園~」と南海電車の運転席からの眺めを永久に流し続けている。静かな部屋に「接近、接近、接近」と謎の音が響き渡る。一言私は「やべぇな……」とリアルで呟いてしまうぐらいだ。

 まるで始発の車内のような空き具合なのでどこに座るか迷う。ロングシートとカラオケ部屋は確かにマッチする気がしてくるが、優先席まで作る凝りようだ。今までのコラボ部屋よりもよりカラオケがしやすいような気もしてくるが、まだまだジャンカラの考える事なので油断はできない。

機種はJOYSOUND最新機種

 カラオケ機種はもちろん鉄道カラオケが入っているJOYSOUNDだと思っていた。選曲履歴が全部鉄道カラオケだったらどうしよう~なんて妄想していたのだが、実際に履歴を見てみるとマジで鉄道カラオケしか載っていなくてちょっとした鳥肌を経験した。とにかくここまで履歴が完璧だと汚すわけにも行かず、スマホの選曲ナビアプリでカラオケをする事にした。

吊り下げ広告もちゃんと広告してた

 あまりにも普通の車内すぎて吊り下げ広告も自然にジャンカラの広告を打っていて良かった。ちなみに南海電車ルームコラボドリンクがあるらしく、まんまと広告に釣られて注文してしまった。しかし、私は鉄要素をほとんど持っていないので何を注文すればいいのか全くわからなかった。とりあえず部屋の扉に書かれていたオールド7000系というのを注文した。京阪電車かなと思ってしまう程度には素人である。

 コラボドリンクを注文するとコラボコースターが6種の中からランダムで貰える。なんとか緑色の電車を引き当てる事ができた。なんか嬉しいので5分ぐらいはこの7000系について調べていた。見たことあるなぁと思っていたのは2015年にリバイバルカラーのサザンが走っていた時にちょうど南海電鉄を利用したからだった。あんまり深く掘り下げると乗り鉄である知人にそのまま掘り下げた穴に埋められかねないのでこれぐらいにしておく……

 テーブルが運行表になっている点も見逃せない。始発から終電まで横長なのを上手くテーブルのデザインに落とし込んでいる。全体的な雰囲気は梅田にあるタイトーステーション梅三小路店の電車でGOコーナーを思い出す。

運転席で”歌い鉄”をする

 前方の運転席はおそらく本物っぽい空気を醸し出しているので座ってみる。計器類もあるし雰囲気は最高だね、と思い目の前を見ると謎の緑のボタンがある。とりあえず押してみるよね「フォーーーーン」と警笛が鳴る。なるほどね、歌いながら警笛を鳴らせるシステムってわけね。それにしてもリアルな機器だなぁと触っていると……

ちなみにマイクも

 これ使って歌えました。他にも客席側に緊急通報用のSOSボタンもあるんですが、マジで店員が飛んで来たらどうしようと思って押せませんでした。誰か押してみてください。

完璧に車内放送用に調整された音質

 普通に歌うと違和感のある音質だったのだが、鉄道カラオケをやってみて初めてわかる音質。カラオケの音は完全に鉄カラをやる用に調整されている、全体的なマイク音量やエコーのかかり具合など見事に歌う用ではなく、放送用になっていた

 運転席のギミックもあるので、誰が一番上手く電車を運行できるかという新しいカラオケが行えるわけだ。他には普段から電車内で歌いだしたい自分を抑えている、本当は電車内で大きい声で歌いたいんだという悩みを抱えている人にもおすすめかもしれない。コンセプトルームなので人気の間は2時間までの制限などになるそうだ。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」