かっぱ寿司12月は「SUSHIケーキ」よりも「七色のいくら手巻き盛り」がオススメ!
北の赤いダイヤといえば賢者の石として有名、ではないがかっぱ寿司でいくらフェアが始まっていた。事前告知とか一切無しに始めるスタイルである、口コミなどで広まるのを狙っているのか。
ちなみに地下で働いていたカッパ達がリストラされて、謎のおかっぱの女性「おかっぱさん」がイメージキャラクターになっていた、衝撃である。カタコトの「カッパズシー↑」は流行らないの思う。
とりあえず皆さんが注文するか注文しないかギリギリのラインの寿司を食べていこうと思う。今回注文したのは「SUSHIケーキ」「宝石箱」「手巻き盛り」「あつめし」の4つである。
この中の3品ぐらいは初見で注文した事を後悔するレベルのインパクトがあるので事前に覚悟を決めておこう。
鮮極鮭いくらの4色SUSHIケーキ(410円)
最近のお祭り寿司で鍛えられていたので、私は衝撃が少なかったがやはり小さい。
400円だからといってシャリだらけの寿司が出てこられても困るが、多分皆さんがイメージする大きさの半分ぐらいのサイズである。
食べた感想は「シャリがネタでネタがシャリ」である。もうネタ部分のアボカドとサーモンたたき、さらにいくらのボリュームに対してシャリが追いついていない。
マイルドな味で食べやすい。アボカドもサーモンもいくらも脂である、不味いわけが無い。
鮮極鮭と海鮮の宝石箱(496円)
器的に最初からわかっていたが、サイズは茶碗蒸しである。
これは今写真を見て気づいたのだが、かっぱ寿司は皿によって値段が決まっているはずなのだが、この商品は茶碗蒸しの容器(194円)+キャンペーン用の白皿(194円)で来た。どう計算しても388円である。多分これに普通の寿司皿(108円)が付く計算なので初日のミスかと思われる。といっても普通の寿司皿だと平日に90円に変動するので、実際はよくわからない。オカルトである。
スプーンで食べてみよう。すくってみたら思ってる以上に具が詰めこめられている。いくら、たこ、真いか、ボイルほたての4種類であるが細かく切られている。多分これは厨房で面倒なやつである。
たこ、いかあたりは切り方で食感が変わってくるのでこうやって食べると何かデパートの催事場の北海道フェアで食べる試食の味である。決して味の宝石箱ではない。
バラ寿司のような味かと思っていたが、どちらかというと珍味的な味であった。
寒ぶりのあつめし(324円)
こちらはいくらフェスではなく、12月の旬メニューである。
誰かから貰った「りゅうきゅう丼のたれ」をずっと豚肉にかける物だと思って使っていたが、なんと「りゅうきゅう」とは温飯(あつめし)の上に乗っているブリ料理の事であると最近知った。というかこの記事を書くためにあつめしを調べてたらwikiに乗ってた。最初から知っていた事にして、豚肉にかけまくっていた「りゅうきゅう丼のたれ」の事は忘れよう。
こいつは頼むと湯飲みに入ったダシの素みたいな昆布の粉と一緒に提供される。お湯をいれて出汁を作ってね、という事だそうだ。
炊き立てのあつあつの飯に乗せて豪快に混ぜ合わせて食べるはずが、こいつの下にあるのはシャリでありアツアツではない。
なんとかこの熱い出汁を入れてアツアツを作ろうとするも、この美味そうな寒ぶりが中途半端にぬるくなって終わりである。
体感42度ぐらいのあつめしは、もはや原作から名前だけを借りた実写化映画作品のような味である。あつめしは本来こんなものではない。焼いた豚肉をご飯に乗せるものである。
七色のいくら手巻き盛り(518円)
あ、これすごい子供にオススメですよ。手巻き寿司を店内で楽しめるというゲキアツ商品ですよ。
まぐろ、いか、サーモン、たこ、えび、たまごを全部細めに切ってくれている上にいくらが掛かって7色。6つあるシャリのサイズも小さめ。手巻き用に海苔3枚にサンチュ3枚。
醤油皿の上で好きなようにビルドして食べれるという、うめぇうめぇと食べていたら海苔で作った最高の手巻き寿司を写真に収めるのを忘れたぐらいである。
各具材も丁寧に切られていて、多分これ注文しまくったら厨房が大変な事になるんだろうなと感じながら食べていた。
特別すごい味ではないが、見た目も、作るのも、食べるのも面白い商品だと感じた。
他にもメニューがあったけどお腹いっぱい
どうも朝一に行くと中で作っている人が1人なのか、高級おフランス料理のように時間をかけて提供される。ちなみに今回のメニューは全部特急レーンでは来ず、席まで運んでくれた。
気づけばそんなに食べてないのにお腹いっぱいになってしまった。あん肝メニューも食べるつもりだったのだが・・・
結論としては「手巻き」のやつはおすすめですよ!
小林RH
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