永谷園グループのお茶漬け店「暫」のだしが美味い

 永谷園グループの株式会社麦の穂が日本初出店のだし茶漬け・みそ汁専門店をオープンさせていた。場所は新しくなったホワイティうめだ内だ。永谷園グループを強く推していたが麦の穂といえばビアードパパのシュークリームのほうが印象がデカい。とまぁ永谷園といえばお茶漬け以外のイメージがほとんどないけど実はビアードパパもそうだったのかっていうブログ書いてると謎の知識が増える。

 注文は食券機システム。お茶漬けの種類は10種類ほどあるので悩みどころだが、選べる2膳セットや3膳セットといった優柔不断なヤツをさらに悩ませる複数選べる系のメニューも用意されている。お茶漬け単品は730円~1,350円(3膳セット)までという具合だ。お茶漬け以外にもみそ汁をメインにしたメニューもある。なかなかツウ好みのラインナップだ。

 お茶漬けの「ごはん」と「だし」が選べるようになっている。白米or十五穀米、和だしor豆乳だしという感じだ。店員さん曰く、まずは和だし+白米が良いらしい。でも多分メニュー写真を見る感じ豆乳だしが合いそうなタイプ、和だしが合いそうなタイプとありそうだ。単品のお茶漬けメニューはご飯の量が調整できる(小盛り、大盛り)

豪華三膳セット

 贅沢梅茶漬け、ホタテバター茶漬け、紅鮭とイクラ茶漬けの3種で注文してみた。紅鮭とイクラ茶漬けや鯛茶漬けなどが単品で注文しても高いメニュー、せっかくなので組み込んでおこう。ご飯は白米、だしは豆乳だしをチョイス。

煮しめ、茄子の味噌和え、カリフラワーとパプリカの浅漬け

 卓上セット。事前に「刻みノリ、アラレ食べ放題!」みたいなことを聞いていたがこういうスタイルでした。注目したいのはやはり七味唐辛子。八幡屋礒五郎の缶七味である。誰かが長野県らへんに行くとお土産で貰える系の七味である。ウチの冷蔵庫にも入っている。回転寿司で見かけるタイプの卓上ワサビもある。ちなみにアラレがあるからといって入れすぎると味がブレイクする。

箸で食べるか、スプーンを使うか

 鮭とイクラ茶漬け。お茶漬けバリエーションとしてまず思い浮かべるのは鮭茶漬けというぐらいオーソドックスなもの。その中身をかなり贅沢にしたのがこのお茶漬け。特にイクラがだしとマッチして美味い。お茶漬けはだしを入れる量だったり、だしを入れてから食べるまでのタイミングであったり何がベストか未だに掴めない深い食べ物だ。

 ホタテバター茶漬け。白い器に白いホタテ、白い豆乳だしとホワイティうめだにぴったりなメニュー。わさびではなく七味を入れて楽しむ。お茶漬けはスプーンで食べるのと箸で食べるので味わいが変わる。七味を入れたお茶漬けを箸で啜るように食べるとむせる

 贅沢梅茶漬け。鮭の次に思い浮かべるとしたら梅茶漬けだろう。しらす、刻み梅、南高梅とこれもまた贅沢なトッピング。お茶漬けのシメにはもってこいのお茶漬けだ。昆布が付いているので少しだしの味が変わる。

 だしはお替りできるので最後にアツアツのだしを飲むもよし、だしだけで腹いっぱいだぜぇ~をするもよし。そのまま飲んでも豆乳だしは美味い。

朝ご飯メニューやテイクアウトおにぎりもある

帰りに貰った永谷園のお茶漬け

 お粥やだし茶漬け専門店などは大阪にもいくつかあるが、ついに永谷園が乗り込んできたという感想だ。でもなんかよく考えると永谷園感が出てるのはアラレだけのような気もしなくないが……それでもオープン記念か、帰る際には試供品のお茶漬けのもとが貰えた。味を比べてみろという事だろうか。どうやら平日朝8:00~10:00には朝ごはん限定メニューもあるそうだ。またお茶漬けだけでなく店頭ではテイクアウトでおにぎりも販売している。

この記事が気に入ったらフォローしてみてね♪

The following two tabs change content below.

小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」