桃屋「生七味」という食欲モンスター
スーパーで見つけた心躍る調味料「さあさあ生七味とうがらし 山椒はピリリ結構なお味」
まず名前が無駄に長いわけで、生七味の一言でいいわけで。もうこんなに長かったらタイピングの問題に出てきても違和感ゼロな商品名。
なんとなくカゴにぶちこんでおいたらそのまま購入に至ったわけですが、とても美味かったのでぜひ紹介したいと思う。
桃屋とジャンクフード
そもそも桃屋といえば私のようなジャンクフード愛好家にとっては馴染み深いメーカーでして、他にもおすすめしたい商品がいっぱいあるのだ。
今ではブームもちょっと下火になった食べるラー油である「辛そうで辛くない少し辛いラー油」
一時期、私はこれをいつでも食べれるようにカバンの中に忍ばせていたことがある。なんでもかんでも食べるラー油まみれである。牛丼にかけると最高にクレイジーな味が楽しめた。
ある日を境に、私はカバンの中に食べるラー油を忍ばせる事を辞めた。
問題はラー油、つまり油だったのだ。潤滑油という言葉を知っているだろう、油は様々なものの滑りを良くする。ビンとフタも例外ではない。
激しくシェイクされる可能性のあるカバンの中で「食べるラー油」が暴れたらどうなるだろうか?
結果は言うまでもない。(あえて言わずに誰かが同じ過ちを犯す事に期待するのだ)
そんなこんなで食べるラー油に関してはS&Bの「俺たちのおかずラー油 油減らしました」のほうをおすすめするのだ。
私はまだまだ桃屋「バター味のフライドガーリック」や「きざみにんにく」「かつお酒盗」などを紹介したいのだが、気になる方はぜひスーパーの調味料コーナーに足を運んでいただきたい。
生七味の味
前置きも長くなったところで、さっそく生七味を食べてみた。
まず一般的な七味と違うと感じたのは「唐辛子」がメインといった味ではないところだろうか、言葉で説明すると辛そうで辛くない少し辛い七味といった感じだ。
「なたね油」「ごま」「しょうが」「のり」「唐辛子」「ねぎ」「山椒」「ゆず皮」とよく数えたら八味(はちみ)な所もいい。砂糖と食塩も入っているので十味(じうみ)なのではないか。
これはうどんやそばに薬味として入れるのは少し違うような気がした、直接食べるほうが一段と味わえるだろう。
いくつか試してみたが、公式ページで紹介されている食べ方である「生七味おにぎり」が一番美味しかったので時間がある方がぜひ試して欲しい。
納豆に入れたり、フライドポテトに入れてシェイクしたりも非常にオカルティックな味なので挑戦してもらいたい。
桃屋スプーンが欲しい
桃屋製品を常に食べていると少し不便に感じることがある、それはビンからブツを取り出す時である。
あらかじめ料理を盛り付ける際にスプーンで少し取り出して食べているのだが、食べている最中にもう少し量を足したい!といった時などに非常に困る。
蓋裏の中央から棒のようなものが伸びて、それがスプーンの代わりになるなどの仕組みがあればもっと便利になりそうだが、製造段階から見直すことになるだろうしなかなか厳しそうである。
「さあさあ生七味とうがらし 山椒はピリリ結構なお味」は2年前発売の商品なので、そろそろワサビや花椒などを使った新商品を期待している。
(ところでネットでみつけた桃屋マークのプチスプーンが欲しいのだが)
小林RH
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