キューピットという関西発祥らしいカルピス飲み物
関西地方限定なのかもしれないが、喫茶店にキューピット(”ド”ではない)という飲み物があるのを知っているだろうか。
喫茶店がまだゲームテーブル設置や深夜営業などをしていた時代にひっそりとメニューに載っていたオカルト的メニューである。
少し前たまたま寄った喫茶店で「キューピット」の名を見つけたので、ちょっと飲んでみたくなったのだ。しかし、その空間は大人の「確実にホットコーヒーを注文しなければいけない場」であったため、ずっと心残りになっていた。
カルピス+コーラである
中身は至って単純だ。カルピスコーラである。
調べてみたところレシピは色々あるようだがカルピス1:コーラ5の配分がメジャー。氷はクラッシュドアイス、仕上げにレモンの輪切りをのせるレシピもあった。
Wikipediaではプース・カフェスタイルといった「比重の重いものを下にし、色の層を作る手法」で作るとあるが、私の記憶のキューピットといえばコーヒー牛乳(もしくは雨が降った後の運動場の水溜り)みたいな色になっている。
とにかくこのキューピットは甘い。
カルピス原液+コカ・コーラである。もちろんドリンクバーで作るよりも糖撃力(とうげきりょく)が高い。
糖質オフしかない
行き着いたのがこれだ。
・糖質60%オフのカルピス原液(カロリーハーフから10%進化してた)
・ウィルキンソン・ドライコーラ
これをビルドする。
仕上げにミックスベリー
ここで唐突に最近ハマっているセブンイレブンのミックスベリーの登場である。
これは別にカクテルっぽくしなくてもいいと思った。
アイスの実(アイスの実と氷河期を生きた森林)とかいうのよりアイスの実しているのでおすすめだ。
アイスコーナーというより冷凍食品コーナーにひっそりと置かれている事が多いので要チェックである。
そして糖質ゼロのキューピットへ
わかる、まだ糖質はゼロじゃないといいたいのだろう……?
カルピスにはゼロカロリーもある。ツウの間ではカルオア(カルピスオアシス)と呼ばれている商品だ。
今年は『ゼロカロリーの「カルピス」すっきり』とすごく語感の悪い商品名で流通しているタイプである。
こいつと前述したドライコーラを混ぜ合わせればゼロカロリーのキューピットの完成だ。
「熱量ゼロ、天使は働かない ── キューピット・ニート」
2年前ぐらいの夏にはカルオアの炭酸入りが売っていた。「カルピスオアシススパークリングウォーター」である。私はこれの復活を密かに待っている。
小林RH
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