美味いチキンライスのため、大阪・河堀口にある「堀内チキンライス」に連れていかれた。
休日も終わるかと思っていた夕方時、Q太郎氏(同僚)がLINEで謎のメッセージを残していった。
「月曜日 昼飯 決めたで」
ちなみにこれに返信した所、特に何も返ってこなかった。今日はやたらとチキンライスの話をするな、と思っていたらチキンライスの店に行くと言い出した。どうやらオムライスの中に入っているチキンライスをイメージしているっぽいが、なんとなく違う気がしていた。
なにやら店名は「堀内チキンライス」というらしい、おそらく堀内さんがやっている。
近鉄南大阪線・河堀口
店前についたのだが、どう考えてもオムライスに入っているチキンライスの雰囲気ではない。というかそもそも場所を調べる時にもう気づいていたのだが、チキンライスというか鶏飯であったりカオマンガイであったりそっちのチキンライスである。
タイ的な料理である、何かと私が好きなジャンルである。何よりもトム・ヤム・クンとかカオ・マン・ガイとかガイ・ヤーンといった、富野由悠季のネーミングを彷彿とさせるリズム感が良い。
店員サンはチューリップハット、店内には泡盛のポスター、メニューには沖縄そばが載っており店を間違えたかと思ったが沖縄ミュージックは掛かっていなかったのでどうやら店はあっているはずだ。
海南鶏飯(はいなんじーふぁん)
注文したのはシンガポールの海南鶏飯、Wiki上ではカオマンガイと同じものとなっているが堀内チキンライスのメニューではカオマンガイもある。イメージとしてはカオマンガイのほうがタレが違う気がする。
この鶏の脂で炒めた米を、鶏のスープで炊き上げたご飯。これが美味い。
漬けダレっぽい3種類のタレは上からショウガと油、醤油っぽいの、辛いやつである。この中でも辛いやつは普通に辛い。語彙力が下がるレベルで辛い。
そのままでも美味しいのは言うまでもないが、この3種のタレと組み合わせて食べていくのだ。最初は醤油っぽいのが一番美味いと思っていたのだが、最終的にはしょうがと油を混ぜたタレがベストな気持ちになっていた。きゅうりはいらん。
スープはおでんの味。
泡盛ってインディカ米で作ってるらしい
沖縄とタイ料理、何の関係があるのかと思っていたが店内ポスターを見ると「泡盛、インディカ米~」みたいな記載があったので調べてみた。なんと泡盛はほとんどインディカ米、いわゆる長い米で作られている。
なるほどそこで繋がるのか!と感心していた。が今思えば沖縄そばにはインディカ米は使われていない。
漫画が11ページぐらいある
堀内チキンライスのメニューにはまさかの食べ物の説明が漫画で載せられている。謎の上手さ。
11メニューを1ページずつ紹介している(でも頼めないメニューもある)。また行きたい。
小林RH
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