くら寿司の恵方巻きは今年もひと味違うぜ!in2017
一昨年はイワシを一匹丸ごと巻いてみたり(食べづらいが美味しい)、去年は巻きずしに大福を突っ込んでみたりした(おはぎみたいなものを期待したら違った)くら寿司だが、今年の恵方巻きはどんな無茶をやらかすかと思えば、なんと巻き寿司の周りに七味や山椒と青のりをまぶしたものらしい。私は予告記事を拍子抜けした心地で読んだ。白米の上にバナナをのせて、そこにチョコをぶっかける寿司から比べれば、大抵の寿司はまともに見えてしまうものだが、それでも、今回の赤鬼巻き、青鬼巻きは随分とまともの、美味しく食べれそうなものに思えた。中に入っている具材も普通のものばかりである。
しかし、私はそのとき知らなかったのだ。その油断こそがくら寿司の策略であり、くら寿司の恵方巻きにそもそも普通に美味しそうと思うのが間違いだと言うことを……。
実食
と言う訳で、さる2月3日、赤鬼巻きと青鬼巻きを購入してきた。事前予約が必要と書いてあるが、当日まで受付しているので実質材料さえ無くならなければ恐らくその場で買える。ちなみに毎年のことではあるが、持ち帰りのみで店内では食べれない。
見た目は写真通り。赤鬼巻きにはエビ天とエビマヨが、青鬼巻きにはうなぎ、しめ鯖、玉子、キュウリ、椎茸煮が入っている。それぞれハーフサイズ220円なのでお手頃だろう。一人でも楽に食べきれる量だ。
ちなみに鬼とついているのは包丁で切ることによって、鬼退治を暗喩しているらしい。節分らしいと言えば節分らしいが、鬼を輪切りにしてそれをむしゃくしゃ食べるというのは桃太郎もびっくりの残虐退治方法なのでは?というか、退治した鬼を食べるって、民俗学的に言えば逆に厄を取り込んじゃってんじゃないの、みたいな幾つもの疑問も浮かんだ気がしたがそんな物は吹き飛ばす味だった。
辛かった……。こんなの楽勝だろうと丸かぶりしなくて本当に良かった……!
確かに赤鬼巻きの方はそこまで辛くない。というか、七味の匂いが鼻に抜けていって、爽快感がある。もうちょっとエビマヨのマヨの量が多ければもっとマイルドに食べられた気がする。
問題は青鬼巻きの方である。そういえば、山椒は日本薬局方にもきちんと生薬として登録されている漢方薬だったなぁと思い出す味である。苦いとか不味いとかではなくて、口の中がひたすら痺れる。舌の先がひっともまはらない。ちなみに山椒の痺れる原因は成熟した果皮に含まれるサンショオールによるものである。サンショオールには局所麻痺以外にも芳香健胃や発汗作用などもあると言われるが、それは適度に摂取した時の話であって、何かもう口が限界だった。
ちなみに生姜(ginger)の薬用成分はギンゲロール(Gingerol)。案外安易な名付け方だ。
要約
やっぱり、くら寿司の恵方巻きを甘く見ると駄目なんだぜ……!
阿久野
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